今年も残すところあと数日となりました。
こちらは21日から26日、クリスマスのさ中、6日間にわたり
年末最後の大仕事、「お餅つき」をしていました。
お餅つきは21日の準備日から始まり、お米を洗って浸水、道具の準備などをしました。
22日から24日は3日間合計28臼、計170㎏のお餅をひたすら搗き続けました。
もち米は私たちが田んぼで丹精込めて育てた、無農薬天日干しの「ココノエモチ」。釜戸にかけて薪の火でじっくりと蒸し上げ、石臼で搗いてお餅にします。その工程は全て手作業で、たくさんの人手が必要です。
周りに声をかけてたくさんの人に手伝いに来てもらいました。お昼ご飯も作ってもらい、みんなでいただきます。
お手伝いのお礼は、お金ではなく、たっぷりのお餅をお渡ししました♪毎年快く手伝いに来てくれる皆さんには本当に感謝です。
このお餅プロジェクトは、雨土人と、ぴたらファーム時代の仲間であるOKOME CRAFTの小杉くんと暮し畑の田才くんとの共同プロジェクト。ぴたら村に形態が変わってからはそれぞれ自分の事業と屋号を持って活動していますが、毎年恒例のお餅つきのために三人力を合わせ、もち米づくりから三人で取り組んでいます。
農家同士ゆるやかに繋がりながら協力できるのはとても心地の良いことで、これからもお餅づくりを通して助け合いの輪が広がっていくことを願っています。
年末特別野菜セット
お正月にぴったりな野菜を揃えました。それぞれの野菜が持つ願掛け的な意味のうんちくにお付き合いください^^
大根 太く長く地中に根を張る大根は、「太く長く繁栄しますように」という願いを込めてお正月料理に使われます。お雑煮や、大根寿司、おなますに。 |
里芋 親芋、子芋、孫芋、ひ孫芋と、まさに家系図のように芋が繋がってできる様子から、「子孫繁栄」を願って食されます。お煮しめには欠かせない食材ですね。 |
人参 に「ん」じ「ん」は、「ん」が二つつくことから、「運」が上昇するようにという願いが込められています。お雑煮やお煮しめ、おなますに。 |
ごぼう 長く根を張ることから「長寿」の象徴とされています。たたきごぼうや八幡巻に。お煮しめに入れても香りを楽しめます。寒い季節にごぼうを食べれば健康でいられるでしょう。 |
長芋 近所で根菜を中心とした有機農家を営むDOROさんから、特別に長芋を仕入れさせていただきました。長芋は寒くて乾燥する冬に体を守ってくれる野菜です。おせちには山葵と出汁で漬けるわさび漬けがおすすめ。お煮しめでもホクホクおいしいです。 |
ネギ 夏の暑さが激しく、あまりうまく育たなかった長ネギですが、小さめのネギなので小口切りに最適!年越しそばの薬味などに。
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こかぶ こかぶの白は神聖な色。邪気を払う菊の形に包丁を入れて甘酢に漬ける菊花かぶは、お節料理の定番です。厚切りにしてローストしても、ジューシーな逸品になります。薄くスライスして塩をするだけでも大変美味。 |
ほうれん草 お雑煮に入る青みは地方によって実に様々です。江戸は小松菜、京都はうぐいす菜、奈良は真菜など、その土地で一番の葉野菜が入ります。ここ北杜市ではほうれん草の甘みが最大限に増しています。是非味わってみてください。 |