自然のまんまの野菜を食卓へ
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お知らせ
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あまぐも通信 2024年12月第4週 vol.28【年末特別野菜セット】
今年も残すところあと数日となりました。 こちらは21日から26日、クリスマスのさ中、6日間にわたり 年末最後の大仕事、「お餅つき」をしていました。 お餅つきは21日の準備日から始まり、お米を洗って浸水、道具の準備などをしました。 22日から24日は3日間合計28臼、計170㎏のお餅をひたすら搗き続けました。 もち米は私たちが田んぼで丹精込めて育てた、無農薬天日干しの「ココノエモチ」。釜戸にかけて薪の火でじっくりと蒸し上げ、石臼で搗いてお餅にします。その工程は全て手作業で、たくさんの人手が必要です。 周りに声をかけてたくさんの人に手伝いに来てもらいました。お昼ご飯も作ってもらい、みんなでいただきます。 お手伝いのお礼は、お金ではなく、たっぷりのお餅をお渡ししました♪毎年快く手伝いに来てくれる皆さんには本当に感謝です。 このお餅プロジェクトは、雨土人と、ぴたらファーム時代の仲間であるOKOME CRAFTの小杉くんと暮し畑の田才くんとの共同プロジェクト。ぴたら村に形態が変わってからはそれぞれ自分の事業と屋号を持って活動していますが、毎年恒例のお餅つきのために三人力を合わせ、もち米づくりから三人で取り組んでいます。 農家同士ゆるやかに繋がりながら協力できるのはとても心地の良いことで、これからもお餅づくりを通して助け合いの輪が広がっていくことを願っています。 年末特別野菜セット お正月にぴったりな野菜を揃えました。それぞれの野菜が持つ願掛け的な意味のうんちくにお付き合いください^^ 大根 太く長く地中に根を張る大根は、「太く長く繁栄しますように」という願いを込めてお正月料理に使われます。お雑煮や、大根寿司、おなますに。 里芋 親芋、子芋、孫芋、ひ孫芋と、まさに家系図のように芋が繋がってできる様子から、「子孫繁栄」を願って食されます。お煮しめには欠かせない食材ですね。 人参 に「ん」じ「ん」は、「ん」が二つつくことから、「運」が上昇するようにという願いが込められています。お雑煮やお煮しめ、おなますに。 ごぼう 長く根を張ることから「長寿」の象徴とされています。たたきごぼうや八幡巻に。お煮しめに入れても香りを楽しめます。寒い季節にごぼうを食べれば健康でいられるでしょう。 長芋 近所で根菜を中心とした有機農家を営むDOROさんから、特別に長芋を仕入れさせていただきました。長芋は寒くて乾燥する冬に体を守ってくれる野菜です。おせちには山葵と出汁で漬けるわさび漬けがおすすめ。お煮しめでもホクホクおいしいです。 ネギ 夏の暑さが激しく、あまりうまく育たなかった長ネギですが、小さめのネギなので小口切りに最適!年越しそばの薬味などに。 ...
あまぐも通信 2024年12月第4週 vol.28【年末特別野菜セット】
今年も残すところあと数日となりました。 こちらは21日から26日、クリスマスのさ中、6日間にわたり 年末最後の大仕事、「お餅つき」をしていました。 お餅つきは21日の準備日から始まり、お米を洗って浸水、道具の準備などをしました。 22日から24日は3日間合計28臼、計170㎏のお餅をひたすら搗き続けました。 もち米は私たちが田んぼで丹精込めて育てた、無農薬天日干しの「ココノエモチ」。釜戸にかけて薪の火でじっくりと蒸し上げ、石臼で搗いてお餅にします。その工程は全て手作業で、たくさんの人手が必要です。 周りに声をかけてたくさんの人に手伝いに来てもらいました。お昼ご飯も作ってもらい、みんなでいただきます。 お手伝いのお礼は、お金ではなく、たっぷりのお餅をお渡ししました♪毎年快く手伝いに来てくれる皆さんには本当に感謝です。 このお餅プロジェクトは、雨土人と、ぴたらファーム時代の仲間であるOKOME CRAFTの小杉くんと暮し畑の田才くんとの共同プロジェクト。ぴたら村に形態が変わってからはそれぞれ自分の事業と屋号を持って活動していますが、毎年恒例のお餅つきのために三人力を合わせ、もち米づくりから三人で取り組んでいます。 農家同士ゆるやかに繋がりながら協力できるのはとても心地の良いことで、これからもお餅づくりを通して助け合いの輪が広がっていくことを願っています。 年末特別野菜セット お正月にぴったりな野菜を揃えました。それぞれの野菜が持つ願掛け的な意味のうんちくにお付き合いください^^ 大根 太く長く地中に根を張る大根は、「太く長く繁栄しますように」という願いを込めてお正月料理に使われます。お雑煮や、大根寿司、おなますに。 里芋 親芋、子芋、孫芋、ひ孫芋と、まさに家系図のように芋が繋がってできる様子から、「子孫繁栄」を願って食されます。お煮しめには欠かせない食材ですね。 人参 に「ん」じ「ん」は、「ん」が二つつくことから、「運」が上昇するようにという願いが込められています。お雑煮やお煮しめ、おなますに。 ごぼう 長く根を張ることから「長寿」の象徴とされています。たたきごぼうや八幡巻に。お煮しめに入れても香りを楽しめます。寒い季節にごぼうを食べれば健康でいられるでしょう。 長芋 近所で根菜を中心とした有機農家を営むDOROさんから、特別に長芋を仕入れさせていただきました。長芋は寒くて乾燥する冬に体を守ってくれる野菜です。おせちには山葵と出汁で漬けるわさび漬けがおすすめ。お煮しめでもホクホクおいしいです。 ネギ 夏の暑さが激しく、あまりうまく育たなかった長ネギですが、小さめのネギなので小口切りに最適!年越しそばの薬味などに。 ...
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あまぐも通信 2024年12月第3週 vol.27
冬至。 一年の中で太陽のエネルギーが一番小さくなる日となりました。 日が出ている時間も一年で最も短いので、夕方はつるべ落としのように一気に暗くなりました。夕方に予定していた畑仕事もあきらめるしかありません。。 この日が来ると、何かの節目のように感じて、気持ちが改まる気がします。 カボチャを食べて、柚子風呂に入って英気を養います。 今週は色々と忙しい週で、前半は東京に出張していました。 イベント運営の仕事をしている友人から、赤坂で行われるイベントの装飾用に竹灯籠を作ってほしいという依頼をいただき、実は10月ごろから密かに(?)制作を進めていました。 家の敷地内にある竹林で太い竹を切り出すところから始まり、デザインを考えて起こし、ドリルで一つづつ穴をあけ、土台や電灯を作りつけました。 竹を割って円形に組み、直径1メートルの球体も作りました。 今回のイベントは外資系企業による環境に配慮した新しい形の観光(MICE)がテーマだったようで、竹は循環の象徴として選んでくれました。 設営翌日に撤去だったため、一泊して翌日夜に撤収し、帰路につきました。 同じ北杜市内に住む弟と、近所の有機農家仲間と一緒に竹林整備をして竹炭を焼く活動をしていますが、その流れで今回のような仕事を頂けて、とてもいい経験ができました。 毎年たくさん生えてくる竹を切って数をコントロールすることも大事ですが、切った竹を活用できる機会を頂けるのは本当にありがたいことです。竹灯籠として美しい光を放つ役目を全うした竹は、最後は焼いて炭にし、野菜やお米作りの糧とします。 今回を機に、将来は竹灯籠祭りができることを夢見て、活動を続けていきます! 冬至の日には漬物の仕込みの会(第2回)をぴたら村で開きました。大人もこどももみんなで集まって、楽しくおしゃべりしながら手を動かしました。昔からの知恵を実践していると、自然と人とのつながりが生まれてきます。大切にしていきたいものです。 今回漬けた野菜は大根と赤かぶと日野菜かぶ。 大根はぴたらファームでずっと作り続けてきた甘酢漬け。 21㎏の大根をザラメと塩と酢とで漬け込みました。仕上げに干し柿の時に剥いた乾燥柿の皮をパラリ 赤かぶは甘酢漬けとぬか漬けの2種。 葉っぱごと干した赤かぶの葉の部分をお団子にして漬けました。 日野菜かぶは伝統的なぬか漬けのレシピで。 漬け上りが楽しみですね~。みんなで一つの樽に仕込んで、出来上がりをシェアします。 時間と大根が余ったので、みんなで切干大根も作っちゃいました。 明日から餅つきが始まります!がんばろ~!
あまぐも通信 2024年12月第3週 vol.27
冬至。 一年の中で太陽のエネルギーが一番小さくなる日となりました。 日が出ている時間も一年で最も短いので、夕方はつるべ落としのように一気に暗くなりました。夕方に予定していた畑仕事もあきらめるしかありません。。 この日が来ると、何かの節目のように感じて、気持ちが改まる気がします。 カボチャを食べて、柚子風呂に入って英気を養います。 今週は色々と忙しい週で、前半は東京に出張していました。 イベント運営の仕事をしている友人から、赤坂で行われるイベントの装飾用に竹灯籠を作ってほしいという依頼をいただき、実は10月ごろから密かに(?)制作を進めていました。 家の敷地内にある竹林で太い竹を切り出すところから始まり、デザインを考えて起こし、ドリルで一つづつ穴をあけ、土台や電灯を作りつけました。 竹を割って円形に組み、直径1メートルの球体も作りました。 今回のイベントは外資系企業による環境に配慮した新しい形の観光(MICE)がテーマだったようで、竹は循環の象徴として選んでくれました。 設営翌日に撤去だったため、一泊して翌日夜に撤収し、帰路につきました。 同じ北杜市内に住む弟と、近所の有機農家仲間と一緒に竹林整備をして竹炭を焼く活動をしていますが、その流れで今回のような仕事を頂けて、とてもいい経験ができました。 毎年たくさん生えてくる竹を切って数をコントロールすることも大事ですが、切った竹を活用できる機会を頂けるのは本当にありがたいことです。竹灯籠として美しい光を放つ役目を全うした竹は、最後は焼いて炭にし、野菜やお米作りの糧とします。 今回を機に、将来は竹灯籠祭りができることを夢見て、活動を続けていきます! 冬至の日には漬物の仕込みの会(第2回)をぴたら村で開きました。大人もこどももみんなで集まって、楽しくおしゃべりしながら手を動かしました。昔からの知恵を実践していると、自然と人とのつながりが生まれてきます。大切にしていきたいものです。 今回漬けた野菜は大根と赤かぶと日野菜かぶ。 大根はぴたらファームでずっと作り続けてきた甘酢漬け。 21㎏の大根をザラメと塩と酢とで漬け込みました。仕上げに干し柿の時に剥いた乾燥柿の皮をパラリ 赤かぶは甘酢漬けとぬか漬けの2種。 葉っぱごと干した赤かぶの葉の部分をお団子にして漬けました。 日野菜かぶは伝統的なぬか漬けのレシピで。 漬け上りが楽しみですね~。みんなで一つの樽に仕込んで、出来上がりをシェアします。 時間と大根が余ったので、みんなで切干大根も作っちゃいました。 明日から餅つきが始まります!がんばろ~!
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あまぐも通信 2024年12月第2週 vol.26
先週は弟の結婚式で帰省しておりました! 会場は横浜。娘にとって初めての電車、初めての都会で、ドキドキでした。 結婚式で、娘は従姉妹とともにリングガール(指輪を新郎新婦に届ける女の子)の大役を任され、無事に務めてきました。娘は予想に反してヴァージンロードを堂々と、真っ直ぐに前を見据えて歩んでいました。その姿に感動して、両親とも思わず涙がこぼれかけてしまいました。。こんな貴重な機会を与えてくれた弟に感謝しています。 弟は今年から栃木でいちご農家として就農。先日無事に初出荷をして、スタートを切りました。農家同士、切磋琢磨していけそうです。 結婚式はもちろん、いちご三昧でした! 年末も間近の今日このごろ、畑にある野菜はどんどん凍りついていってしまうので、収穫して貯蔵する、冬支度に勤しんでいます。 かぶは収穫してきれいに洗い、漬け込みまで1週間ほど寒空の下で干しておきます。こうすることで余分な水分が抜けて、スムーズな乳酸発酵が促されます。真っ赤な赤カブや鮮やかな日野菜かぶは、洗っている間中、目に美しく、豊かな香りもしていて、この時期だけの贅沢という感じがします。漬物にすることで畑に彩りがなくなってしまう12月でも、食卓を美しく飾ってくれるのは、昔の人々が残してくれた素晴らしい知恵だと思います。昔は当たり前のように家庭で作られていた漬物文化、大事に残していきたいとおもいます。 12月21日(土)に漬け込み予定です。 気になる方はご連絡ください♪ 先日は北杜市の須玉にある雰囲気の良いカフェ、仁田平マルシェ( https://www.facebook.com/nitadairamarche/?locale=ja_JP)にて開かれた、クリスマスマーケットに出店してきました。今回は手作りのリースでの出店。森や畑で集めた素材をふんだんに使ったリースは、天然の彩りでお部屋を楽しく彩ってくれるでしょう。制作したリースは皆、無事に行き先が決まりました。ありがとうございました。
あまぐも通信 2024年12月第2週 vol.26
先週は弟の結婚式で帰省しておりました! 会場は横浜。娘にとって初めての電車、初めての都会で、ドキドキでした。 結婚式で、娘は従姉妹とともにリングガール(指輪を新郎新婦に届ける女の子)の大役を任され、無事に務めてきました。娘は予想に反してヴァージンロードを堂々と、真っ直ぐに前を見据えて歩んでいました。その姿に感動して、両親とも思わず涙がこぼれかけてしまいました。。こんな貴重な機会を与えてくれた弟に感謝しています。 弟は今年から栃木でいちご農家として就農。先日無事に初出荷をして、スタートを切りました。農家同士、切磋琢磨していけそうです。 結婚式はもちろん、いちご三昧でした! 年末も間近の今日このごろ、畑にある野菜はどんどん凍りついていってしまうので、収穫して貯蔵する、冬支度に勤しんでいます。 かぶは収穫してきれいに洗い、漬け込みまで1週間ほど寒空の下で干しておきます。こうすることで余分な水分が抜けて、スムーズな乳酸発酵が促されます。真っ赤な赤カブや鮮やかな日野菜かぶは、洗っている間中、目に美しく、豊かな香りもしていて、この時期だけの贅沢という感じがします。漬物にすることで畑に彩りがなくなってしまう12月でも、食卓を美しく飾ってくれるのは、昔の人々が残してくれた素晴らしい知恵だと思います。昔は当たり前のように家庭で作られていた漬物文化、大事に残していきたいとおもいます。 12月21日(土)に漬け込み予定です。 気になる方はご連絡ください♪ 先日は北杜市の須玉にある雰囲気の良いカフェ、仁田平マルシェ( https://www.facebook.com/nitadairamarche/?locale=ja_JP)にて開かれた、クリスマスマーケットに出店してきました。今回は手作りのリースでの出店。森や畑で集めた素材をふんだんに使ったリースは、天然の彩りでお部屋を楽しく彩ってくれるでしょう。制作したリースは皆、無事に行き先が決まりました。ありがとうございました。
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あまぐも通信 2024年12月第1週 vol.25
12月に入り、ようやく寒くなってきました。例年だと11月ごろの気候という感じがしており、やはり2週間~1か月くらい季節がずれているような感覚です。今年は夏が長かったのですが、秋も長く楽しめた気がして、いつもと違う気候に首をかしげながらも、紅葉や心地よい風を満喫できました。 さて、12月になると強い霜が降りるようになって、葉物野菜に味が乗ってきました。霜に何回か当たった野沢菜を収穫し、毎年恒例の野沢菜漬けをつくりました。 ぴたらファームでは10年以上、毎年野沢菜づけを造っており、メインは生姜醤油漬けと塩漬けの2種類です。雨土人となった今年も、変わらないいつものレシピで仕込みました。干し柿を造ったときに剥いた皮を干しておき、一緒に漬けこみました。甘みと香りが乗ります。 ファーム時代のメンバーに加え、今年に入って新たにご縁のあった仲間たちに声をかけると何人かが集まってくれ、野沢菜を刻んだりショウガを刻んだり手を動かしながら、賑やかに楽しく手仕事が進みました。 手を動かしていると自然と会話が生まれて、初めましての人同士も気楽に会話が弾み、新しいつながりが生まれたりします。 昔から行われてきた農的な手仕事という行為を通して、人と人とが繋がって、出来上がったおいしいものやうつくしいものを分かち合うことができます。昔から脈々と受け継がれてきた、この素晴らしい豊かな文化を、次世代にもつなげていくことがとても大事だと思っています。 12月のお漬物漬ける会シリーズ第2弾は、12月21日(土)に、ぴたら村にて開催します。赤カブや大根の漬物を仕込む予定です。みんなで一緒に漬けこんで、出来上がりをシェアしましょう♪ 参加ご希望の方はメールかSNSにてお問合せください。 畑のようす 大根やヤーコンを掘り上げ、土に埋めて貯蔵しました。 大根は葉を切り落としてから首の方を下にして、お互いがくっつかないように少し間をあけて並べていき、最後に土を20㎝程かけます。 首を下にするのは、葉の切り口から再び芽が出てきにくいようにするためです。芽が出るとエネルギーを消費し、大根の味が落ちてしまいます。お互いがくっつかないようにする理由は、大根は腐りやすく、一つが腐り始めるとくっついた大根も腐ってしまうためです。土を20㎝かけるのは、寒冷地ならではかと思いますが、土の表面20㎝ほどが凍り付いてしまうため、それより下に大根を埋めておく必要があるからです。 大根を埋めた穴にはさらに屋根をつけて雨よけをしますが、竹を使って屋根をつくっています。自宅の敷地内に立派な竹林があり、竹材は豊富にあります。最近は薪置き場や藁置き場など、なんでも竹で作ってみていますが、とても頑丈でまっすぐで、好きな太さが選べ、3年たてば新しい竹が切れるという、素晴らしい建築資材だということを再確認しています。農家的には、竹を使いこなせればほとんどの仕事が「竹だけ」できてしまうのではないかと思うほどです。やがては朽ちて、燃やせば炭になって米や野菜を育て、土壌の環境を良好に保ってくれる、まさに救世主のような植物。竹の利用が日本でもっともっと増えていくことを願っています。 ・野菜セットの定期便、新規ご注文受付中です。 ご好評いただいている野菜セットの定期便。まだ空きがありますので、お友達やご家族、同僚の方など、是非ご紹介ください。 ・お正月特別野菜セットとなめらかお餅のご注文受付が始まっております。売り切れ必須なので、お早めにご注文くださいませ。
あまぐも通信 2024年12月第1週 vol.25
12月に入り、ようやく寒くなってきました。例年だと11月ごろの気候という感じがしており、やはり2週間~1か月くらい季節がずれているような感覚です。今年は夏が長かったのですが、秋も長く楽しめた気がして、いつもと違う気候に首をかしげながらも、紅葉や心地よい風を満喫できました。 さて、12月になると強い霜が降りるようになって、葉物野菜に味が乗ってきました。霜に何回か当たった野沢菜を収穫し、毎年恒例の野沢菜漬けをつくりました。 ぴたらファームでは10年以上、毎年野沢菜づけを造っており、メインは生姜醤油漬けと塩漬けの2種類です。雨土人となった今年も、変わらないいつものレシピで仕込みました。干し柿を造ったときに剥いた皮を干しておき、一緒に漬けこみました。甘みと香りが乗ります。 ファーム時代のメンバーに加え、今年に入って新たにご縁のあった仲間たちに声をかけると何人かが集まってくれ、野沢菜を刻んだりショウガを刻んだり手を動かしながら、賑やかに楽しく手仕事が進みました。 手を動かしていると自然と会話が生まれて、初めましての人同士も気楽に会話が弾み、新しいつながりが生まれたりします。 昔から行われてきた農的な手仕事という行為を通して、人と人とが繋がって、出来上がったおいしいものやうつくしいものを分かち合うことができます。昔から脈々と受け継がれてきた、この素晴らしい豊かな文化を、次世代にもつなげていくことがとても大事だと思っています。 12月のお漬物漬ける会シリーズ第2弾は、12月21日(土)に、ぴたら村にて開催します。赤カブや大根の漬物を仕込む予定です。みんなで一緒に漬けこんで、出来上がりをシェアしましょう♪ 参加ご希望の方はメールかSNSにてお問合せください。 畑のようす 大根やヤーコンを掘り上げ、土に埋めて貯蔵しました。 大根は葉を切り落としてから首の方を下にして、お互いがくっつかないように少し間をあけて並べていき、最後に土を20㎝程かけます。 首を下にするのは、葉の切り口から再び芽が出てきにくいようにするためです。芽が出るとエネルギーを消費し、大根の味が落ちてしまいます。お互いがくっつかないようにする理由は、大根は腐りやすく、一つが腐り始めるとくっついた大根も腐ってしまうためです。土を20㎝かけるのは、寒冷地ならではかと思いますが、土の表面20㎝ほどが凍り付いてしまうため、それより下に大根を埋めておく必要があるからです。 大根を埋めた穴にはさらに屋根をつけて雨よけをしますが、竹を使って屋根をつくっています。自宅の敷地内に立派な竹林があり、竹材は豊富にあります。最近は薪置き場や藁置き場など、なんでも竹で作ってみていますが、とても頑丈でまっすぐで、好きな太さが選べ、3年たてば新しい竹が切れるという、素晴らしい建築資材だということを再確認しています。農家的には、竹を使いこなせればほとんどの仕事が「竹だけ」できてしまうのではないかと思うほどです。やがては朽ちて、燃やせば炭になって米や野菜を育て、土壌の環境を良好に保ってくれる、まさに救世主のような植物。竹の利用が日本でもっともっと増えていくことを願っています。 ・野菜セットの定期便、新規ご注文受付中です。 ご好評いただいている野菜セットの定期便。まだ空きがありますので、お友達やご家族、同僚の方など、是非ご紹介ください。 ・お正月特別野菜セットとなめらかお餅のご注文受付が始まっております。売り切れ必須なので、お早めにご注文くださいませ。