自然のまんまの野菜を食卓へ
おすすめ商品
-
自然のまんまの野菜セットLサイズ
通常価格 ¥3,630通常価格単価 / あたり -
自然のまんまの野菜セットLサイズと平飼い卵
通常価格 ¥4,215から通常価格単価 / あたり -
自然のまんまの野菜セットMサイズ
通常価格 ¥2,630通常価格単価 / あたり -
自然のまんまの野菜セットMサイズと平飼い卵
通常価格 ¥3,215から通常価格単価 / あたり -
季節のオーガニックガーデンブーケ Mサイズ
通常価格 ¥2,200通常価格単価 / あたり売り切れ -
売り切れ
季節のオーガニックガーデンブーケ L
通常価格 ¥2,800通常価格単価 / あたり売り切れ
お知らせ
すべてを表示する-
あまぐも通信 2024年11月第1週 vol.22
さつまいもや里芋の収穫、麦の種まきなど、秋の大きな仕事が終わり、忙しかった畑仕事もようやくひと段落しています。今年は本格的に寒くなるのがかなり遅れているので、いつもよりもすこしゆっくりと時間が流れているように感じます。寒さの厳しい北杜で農的暮らしをしていると、霜が降り始める11月前に終わらせておきたいことがたくさんありますが、まだまだ霜が降りる気配はなく。。なかなか身構えられずにいます。温暖な地域ではこれが普通なんだろうな~とおもいつつ、北杜らしくなくて寂しい気もします。 とはいえ、まだ地味に夏野菜が元気だったり、秋の野菜たちもすくすく育っていて、県内のフルーツがおいしく、地元の小さなスーパーに行けば、誰かがとってきた山のキノコがたくさん売っていたり、まだまだ食卓が豊かなのが嬉しいものです。 さて、今週の野菜セットの内容です。夏野菜はいよいよ終わりを迎え始め、秋冬の野菜が揃い始めました。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 わさび菜 ピリッとした辛みと上品な香りを持ち合わせ、フリル状の葉の形が美しい葉野菜です。生でサラダ、お料理の付け合わせのほか、さっと1分だけ湯がいて醤油を垂らすと辛みが際立ち非常に美味です。 春菊 今年は異常な暑い日照りが続きなかなか成長できない春菊ですが、いつもどおり柔らかくて苦みが無く、サラダで食べられるおいしい春菊に仕上がっています♪生のままで是非お召し上がりください。おみそ汁や、さっと茹でて白和えや胡麻和えも乙ですね。 水菜 秋冬の定番、水菜は白く細い茎とシャキシャキとした歯ごたえが魅力。さっと茹でればピリリとした辛みと独特の食感が楽しめます。寒い日は鶏ガラベースの鍋に。 レッドリアスからし菜 葉に細かい切れ込みの入ったカラシナで、ピリッとした辛みが特徴です。美しい葉は柔らかく、サラダに混ぜると色が映えます。水菜にも近いので、炒めものや鍋物にも使えます♪ さつまいも 皆さんお待ちかね!今年もこの時期がやってきました。ねっとり甘ーい紅はるかをお届けします。掘ってから2週間熟成したものをお送りしています。焼き芋が断然おいしいので、おススメです。ペーストにしてお菓子作りにもいいですね。ココナッツミルク煮や、お味噌汁にも合いますね。 大根 長かった残暑の間、完全に成長がストップしていた大根が、ようやく太り始めました。まだサイズは小さめですが、味が乗ってきています。輪切りにして煮物やロースト、茹でた後にフライパンで焼き目をつけてステーキもジューシー。薄切りでサラダや鍋に♪ ヤーコン さつまいもに形がよく似ていますが、南米の山岳地帯原産の根菜です。掘りたてなので、新聞にくるんだまま1週間ほど置いてからお召し上がりください。さつまいもと同じで、甘みが乗ってきます。ほのかな甘みとシャキシャキとした食感がまるで梨のよう。皮を剥いて酢水にさらし、生でサラダがおすすめです。天ぷらも美味! 里芋 秋の味覚。掘りたて新鮮な里芋の登場です!茹でればねっとり、揚げればホクホクで甘みを感じます。掘りたての里芋は皮も柔らかく、皮付きのまま素揚げしたり、蒸していただけば、深い味わいを楽しめます。 ...
あまぐも通信 2024年11月第1週 vol.22
さつまいもや里芋の収穫、麦の種まきなど、秋の大きな仕事が終わり、忙しかった畑仕事もようやくひと段落しています。今年は本格的に寒くなるのがかなり遅れているので、いつもよりもすこしゆっくりと時間が流れているように感じます。寒さの厳しい北杜で農的暮らしをしていると、霜が降り始める11月前に終わらせておきたいことがたくさんありますが、まだまだ霜が降りる気配はなく。。なかなか身構えられずにいます。温暖な地域ではこれが普通なんだろうな~とおもいつつ、北杜らしくなくて寂しい気もします。 とはいえ、まだ地味に夏野菜が元気だったり、秋の野菜たちもすくすく育っていて、県内のフルーツがおいしく、地元の小さなスーパーに行けば、誰かがとってきた山のキノコがたくさん売っていたり、まだまだ食卓が豊かなのが嬉しいものです。 さて、今週の野菜セットの内容です。夏野菜はいよいよ終わりを迎え始め、秋冬の野菜が揃い始めました。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 わさび菜 ピリッとした辛みと上品な香りを持ち合わせ、フリル状の葉の形が美しい葉野菜です。生でサラダ、お料理の付け合わせのほか、さっと1分だけ湯がいて醤油を垂らすと辛みが際立ち非常に美味です。 春菊 今年は異常な暑い日照りが続きなかなか成長できない春菊ですが、いつもどおり柔らかくて苦みが無く、サラダで食べられるおいしい春菊に仕上がっています♪生のままで是非お召し上がりください。おみそ汁や、さっと茹でて白和えや胡麻和えも乙ですね。 水菜 秋冬の定番、水菜は白く細い茎とシャキシャキとした歯ごたえが魅力。さっと茹でればピリリとした辛みと独特の食感が楽しめます。寒い日は鶏ガラベースの鍋に。 レッドリアスからし菜 葉に細かい切れ込みの入ったカラシナで、ピリッとした辛みが特徴です。美しい葉は柔らかく、サラダに混ぜると色が映えます。水菜にも近いので、炒めものや鍋物にも使えます♪ さつまいも 皆さんお待ちかね!今年もこの時期がやってきました。ねっとり甘ーい紅はるかをお届けします。掘ってから2週間熟成したものをお送りしています。焼き芋が断然おいしいので、おススメです。ペーストにしてお菓子作りにもいいですね。ココナッツミルク煮や、お味噌汁にも合いますね。 大根 長かった残暑の間、完全に成長がストップしていた大根が、ようやく太り始めました。まだサイズは小さめですが、味が乗ってきています。輪切りにして煮物やロースト、茹でた後にフライパンで焼き目をつけてステーキもジューシー。薄切りでサラダや鍋に♪ ヤーコン さつまいもに形がよく似ていますが、南米の山岳地帯原産の根菜です。掘りたてなので、新聞にくるんだまま1週間ほど置いてからお召し上がりください。さつまいもと同じで、甘みが乗ってきます。ほのかな甘みとシャキシャキとした食感がまるで梨のよう。皮を剥いて酢水にさらし、生でサラダがおすすめです。天ぷらも美味! 里芋 秋の味覚。掘りたて新鮮な里芋の登場です!茹でればねっとり、揚げればホクホクで甘みを感じます。掘りたての里芋は皮も柔らかく、皮付きのまま素揚げしたり、蒸していただけば、深い味わいを楽しめます。 ...
-
あまぐも通信 2024年10月第5週 vol.21
しばらく続いていた晴天が一変、雨や曇りの日が多くなりました。湿度も温度もあって、なんだか春先の雨模様のような感じがします。とはいえ、先週よりは確実に気温が下がってきていて、暑さで成長が止まっていた秋冬野菜たちの勢いが、ようやく出てきました。山の紅葉もようやくちらほらと始まって、山の上の方を見ると、ああ、秋だ。と思えます。 先週はまだ暖かい陽気でしたが、干し柿づくりをしました。この辺りには昔植えられた甲州百名柿という柿の木がたくさんあり、大きな実をたわわにならせています。老木の柿の木は大きく育ち、高枝ばさみでは届かないほど。脚立に上り、木に登り、屋根に上り、高枝ばさみを使って、あの手この手で柿の実を収穫します。 2時間くらいで約200個の柿が収穫できました。 渋柿の品種である甲州百名柿は、そのままだと渋くて食べられないので、昔から干し柿にされ、冬の保存食として重宝されてきました。渋みの成分が、干されることで甘みに変わるので、干し柿には渋柿が適しているのです。 収穫した柿の実は干し柿づくり当日まで冷蔵庫で保管しました。 北杜市白州町のエコヴィレッジ、ぴたら村の敷地を借りて、農的暮らしに興味のあるママさんたちがこどもたちとともに集いました。 まず、柿のヘタについている咢(ガク)の部分を取り除きます。 次に、ピーラーを使って皮を剥いていきます。 ヘタに近い部分はナイフを使ってヘタのギリギリまできれいに剥きます。 皮がむけたら、30㎝くらいに切ったタコ糸の両端にそれぞれ括り付けます。 紐の結び方はこちらの方のブログ https://blog.goo.ne.jp/yuki_konkon_/e/0e3c7120c719f29ada01f81e532839ea を参考にさせていただいています。 全ての柿を紐にくくったら、早速吊るしたいところですが、もうひと手間。柿の表面を殺菌します。柿の表面には目に見えないカビの菌が付着していることがあり、干している間にカビが生えてきて悲しい結末になることがあります。 殺菌の仕方は知っている限りだと3種類。 ①熱湯消毒 最もポピュラーな方法かもしれません。沸いたお湯に30秒ほど浸してお湯から揚げます。 ②アルコール消毒 ホワイトリカーなどの度数の高いアルコールに浸します。 ③燻蒸消毒 プロの干し柿農家さんなど、1000個単位で作る場合は、この方法が使われます。硫黄の粉をフライパンで素焼きして出てくる煙を柿に当てることによって下記の表面をアルカリ化します。 殺菌が終わったらすぐに吊るします。 吊るす場所は、風通しが良いところがいいですね。写真のように、2つの柿が互い違いになるように吊るします。くっついているとカビの原因になります。 軒先や縁側につるせば、昔ながらの牧歌的な風景が出来上がります。 柿を日に当てると黒く変色するので、プロ農家さんは遮光して干しますが、味にはさほど変わりはないと思います。 山の近くに住む我々にとって、干し柿を干すのはなかなか一苦労です。 猿の大好物だからです。 猿は普段から偵察に来ていて、干し柿を食べるチャンスを虎視眈々と狙っています。まさに泥棒です。干したまま数日家を空けようものなら、大群でやってきてひとつ残らず食らいつくします。 とっても悲しいことなので、目立つ軒先などには絶対に干せません。目立たないところに吊るして扇風機を当てたり、工夫を凝らします。 1週間ほど順調に乾いたら、柿の表面がしわしわしてきます。 そうなったら一度、柿を揉んであげます。潰さないようにやさしく。こうすることで、柿の繊維がほぐれてトロリとした食感になるのと、乾くのも早くなります。 2週間ほど吊るして好みの固さに乾いたら、取り込みです。 そのまま保管してもいいですが、もうひと工程かけることでさらにおいしくなります。 風通しのいい場所に台を置いて、藁を敷き、干し柿を並べ、上から藁でサンドイッチします。数日置いて、白い粉が吹いてきたら完成です。これは糖質が柿の表面に出てきて粉状になる現象で、甘みが強くなり、見た目も美味しそうです。...
あまぐも通信 2024年10月第5週 vol.21
しばらく続いていた晴天が一変、雨や曇りの日が多くなりました。湿度も温度もあって、なんだか春先の雨模様のような感じがします。とはいえ、先週よりは確実に気温が下がってきていて、暑さで成長が止まっていた秋冬野菜たちの勢いが、ようやく出てきました。山の紅葉もようやくちらほらと始まって、山の上の方を見ると、ああ、秋だ。と思えます。 先週はまだ暖かい陽気でしたが、干し柿づくりをしました。この辺りには昔植えられた甲州百名柿という柿の木がたくさんあり、大きな実をたわわにならせています。老木の柿の木は大きく育ち、高枝ばさみでは届かないほど。脚立に上り、木に登り、屋根に上り、高枝ばさみを使って、あの手この手で柿の実を収穫します。 2時間くらいで約200個の柿が収穫できました。 渋柿の品種である甲州百名柿は、そのままだと渋くて食べられないので、昔から干し柿にされ、冬の保存食として重宝されてきました。渋みの成分が、干されることで甘みに変わるので、干し柿には渋柿が適しているのです。 収穫した柿の実は干し柿づくり当日まで冷蔵庫で保管しました。 北杜市白州町のエコヴィレッジ、ぴたら村の敷地を借りて、農的暮らしに興味のあるママさんたちがこどもたちとともに集いました。 まず、柿のヘタについている咢(ガク)の部分を取り除きます。 次に、ピーラーを使って皮を剥いていきます。 ヘタに近い部分はナイフを使ってヘタのギリギリまできれいに剥きます。 皮がむけたら、30㎝くらいに切ったタコ糸の両端にそれぞれ括り付けます。 紐の結び方はこちらの方のブログ https://blog.goo.ne.jp/yuki_konkon_/e/0e3c7120c719f29ada01f81e532839ea を参考にさせていただいています。 全ての柿を紐にくくったら、早速吊るしたいところですが、もうひと手間。柿の表面を殺菌します。柿の表面には目に見えないカビの菌が付着していることがあり、干している間にカビが生えてきて悲しい結末になることがあります。 殺菌の仕方は知っている限りだと3種類。 ①熱湯消毒 最もポピュラーな方法かもしれません。沸いたお湯に30秒ほど浸してお湯から揚げます。 ②アルコール消毒 ホワイトリカーなどの度数の高いアルコールに浸します。 ③燻蒸消毒 プロの干し柿農家さんなど、1000個単位で作る場合は、この方法が使われます。硫黄の粉をフライパンで素焼きして出てくる煙を柿に当てることによって下記の表面をアルカリ化します。 殺菌が終わったらすぐに吊るします。 吊るす場所は、風通しが良いところがいいですね。写真のように、2つの柿が互い違いになるように吊るします。くっついているとカビの原因になります。 軒先や縁側につるせば、昔ながらの牧歌的な風景が出来上がります。 柿を日に当てると黒く変色するので、プロ農家さんは遮光して干しますが、味にはさほど変わりはないと思います。 山の近くに住む我々にとって、干し柿を干すのはなかなか一苦労です。 猿の大好物だからです。 猿は普段から偵察に来ていて、干し柿を食べるチャンスを虎視眈々と狙っています。まさに泥棒です。干したまま数日家を空けようものなら、大群でやってきてひとつ残らず食らいつくします。 とっても悲しいことなので、目立つ軒先などには絶対に干せません。目立たないところに吊るして扇風機を当てたり、工夫を凝らします。 1週間ほど順調に乾いたら、柿の表面がしわしわしてきます。 そうなったら一度、柿を揉んであげます。潰さないようにやさしく。こうすることで、柿の繊維がほぐれてトロリとした食感になるのと、乾くのも早くなります。 2週間ほど吊るして好みの固さに乾いたら、取り込みです。 そのまま保管してもいいですが、もうひと工程かけることでさらにおいしくなります。 風通しのいい場所に台を置いて、藁を敷き、干し柿を並べ、上から藁でサンドイッチします。数日置いて、白い粉が吹いてきたら完成です。これは糖質が柿の表面に出てきて粉状になる現象で、甘みが強くなり、見た目も美味しそうです。...
-
あまぐも通信 2024年10月第4週 vol.20
こもう10月も後半に差し掛かりましたが、いまだに暖かい日がつづいていて、寒くなくて楽なのですが、いつ冬が来るのだろうか?と、なんだか不思議な気分です。寒くなっては暑くなり、野菜たちは春と勘違いして、花を咲かせ始めるほど、今年の秋はいつもと違う様子です。 とはいえ、お米の収穫が終わり、新米を味わうと、今年も一年頑張った!という充実感で、心が満たされます。お世話になった人たちの顔を思い返し、一年を振り返りたくなります。 今年のお米づくりは子どもたちとの種まきから始まりました。畑の一角に畝を作り、お米の籾を筋状に播いていきます。品種はササシグレとジャスミンライス。初めての試みでしたが、大人と小さい子供が一緒になって種まきできて、とてもいい時間となりました。大人は一生懸命、丁寧にまく傍ら、子どもたちは一か所にどっさり、はたまたランダムにバラバラと。。しかし結果は子どもたちがまいた場所の方が苗が力強い!学ばされます。。 田んぼの準備は3月ごろから、山から集めた落ち葉をまいて米ぬかを振り、月1回開催している竹炭焼きの会で焼いた炭と、養土藻(かんてんぱぱの海藻堆肥)を撒いて荒起こしをしました。田植えの直前の植え代掻きは、うまや七福さんをお招きして、馬と共に代掻きをする体験会を開きました。大人も子どもも専用の道具を支え、馬と息を合わせて田を耕しました。騒音も振動も無い心地よさを感じ、石油の無かった時代に想いを馳せ、田植えの準備が整いました。 1週間後、いよいよ田植えです。畑の土にしっかりと根を張り立派に育った苗を掘り取り、一本づつ手で植えていきました。大人は真剣に、子どもたちは遊びまわりながらも、たまに大人の真似をして植えてみたり。。子どもは大人の背中を見て、自分のペースで学んでいくように思います、大人に押し付けられるよりも、自発的に動く方が圧倒的に得るものが多いですね。だからこそ、仕事の場にも子どもが遊べるよはくを作ってあげることは、とても大事なことだと思います。 3度のチェーン除草と2回の田車除草を経てお米は順調に育ち、いよいよ収穫。馬のうんちも加わったおかげか、とてもよく育って、約300㎏のお米が収穫できました。 じっくりと天日で干してから脱穀。早速精米して、初の新米はもちろん薪で炊きます。サンマも炭で焼いて、堪能しました。新米というのは本当においしく、おかず無しで何杯でもいけてしまうのです。。娘もおいしいおいしいといつも以上の食欲。特別です。 仲間のOKOME CRAFTのあつきくん(https://ame-tsuchi-hito.com/pages/partner)が作っているお米が受注開始となりました。ご希望の方は、お問い合わせください。 今シーズンもラストスパート!新米を食べて、頑張りましょう! さて、今週の野菜セットの内容です。夏野菜はいよいよ終わりを迎え始め、秋冬の野菜が揃い始めました。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 わさび菜 ピリッとした辛みと上品な香りを持ち合わせ、フリル状の葉の形が美しい葉野菜です。生でサラダ、お料理の付け合わせのほか、さっと1分だけ湯がいて醤油を垂らすと辛みが際立ち非常に美味です。 春菊 今年は異常な暑い日照りが続きなかなか成長できない春菊ですが、いつもどおり柔らかくて苦みが無く、サラダで食べられるおいしい春菊に仕上がっています♪生のままで是非お召し上がりください。おみそ汁や、さっと茹でて白和えや胡麻和えも乙ですね。 なす 「秋ナスは嫁に食わすな」と昔から言われていますが、是非みなさんに味わっていただきたい、味が乗った秋ナスです。 現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種。個人的には焼きナスが圧倒的においしいと感じています。丸ごとヘタもつけたままグリルでしんなりするまで焼き、冷水にさらして皮を取ります。実の部分の水を切って、薬味と鰹節とポン酢をすれば、甘みと香りのある焼きナスを楽しめます。 緑色のナスは青ナスという、火を入れると果肉がトロ―リおいしいナスです。おすすめは唐揚げ。塩で水を切ってから唐揚げダレに10分ほど漬け込み、片栗粉をまぶして揚げるだけ。これが本当に最高なので、是非お試しください! レタス 今年は異常な暑さが続き、収穫前にとう立ちをする(春に花芽が出てくる生理現象)という前代未聞の事態がおきています。とう立ちをぎりぎり免れたレタスをお届けしていますが、すこーし葉が固めで、ほのかな苦みを感じます。 丸くてしっかりとした葉が特徴のロメインレタスは火を通しても葉がくたくたになりにくいので、炒めものや煮物に最適です。ほのかな甘みと苦みがあり、お料理のアクセントになります。もちろん生でも食べられるので、サラダに混ぜてお楽しみください。 赤サンチュはしっかりした歯ごたえ。韓国では焼肉を巻いて食べるのが人気ですが、サラダや炒め物も美味しいですよ!中華風スープやみそ汁もいけます!...
あまぐも通信 2024年10月第4週 vol.20
こもう10月も後半に差し掛かりましたが、いまだに暖かい日がつづいていて、寒くなくて楽なのですが、いつ冬が来るのだろうか?と、なんだか不思議な気分です。寒くなっては暑くなり、野菜たちは春と勘違いして、花を咲かせ始めるほど、今年の秋はいつもと違う様子です。 とはいえ、お米の収穫が終わり、新米を味わうと、今年も一年頑張った!という充実感で、心が満たされます。お世話になった人たちの顔を思い返し、一年を振り返りたくなります。 今年のお米づくりは子どもたちとの種まきから始まりました。畑の一角に畝を作り、お米の籾を筋状に播いていきます。品種はササシグレとジャスミンライス。初めての試みでしたが、大人と小さい子供が一緒になって種まきできて、とてもいい時間となりました。大人は一生懸命、丁寧にまく傍ら、子どもたちは一か所にどっさり、はたまたランダムにバラバラと。。しかし結果は子どもたちがまいた場所の方が苗が力強い!学ばされます。。 田んぼの準備は3月ごろから、山から集めた落ち葉をまいて米ぬかを振り、月1回開催している竹炭焼きの会で焼いた炭と、養土藻(かんてんぱぱの海藻堆肥)を撒いて荒起こしをしました。田植えの直前の植え代掻きは、うまや七福さんをお招きして、馬と共に代掻きをする体験会を開きました。大人も子どもも専用の道具を支え、馬と息を合わせて田を耕しました。騒音も振動も無い心地よさを感じ、石油の無かった時代に想いを馳せ、田植えの準備が整いました。 1週間後、いよいよ田植えです。畑の土にしっかりと根を張り立派に育った苗を掘り取り、一本づつ手で植えていきました。大人は真剣に、子どもたちは遊びまわりながらも、たまに大人の真似をして植えてみたり。。子どもは大人の背中を見て、自分のペースで学んでいくように思います、大人に押し付けられるよりも、自発的に動く方が圧倒的に得るものが多いですね。だからこそ、仕事の場にも子どもが遊べるよはくを作ってあげることは、とても大事なことだと思います。 3度のチェーン除草と2回の田車除草を経てお米は順調に育ち、いよいよ収穫。馬のうんちも加わったおかげか、とてもよく育って、約300㎏のお米が収穫できました。 じっくりと天日で干してから脱穀。早速精米して、初の新米はもちろん薪で炊きます。サンマも炭で焼いて、堪能しました。新米というのは本当においしく、おかず無しで何杯でもいけてしまうのです。。娘もおいしいおいしいといつも以上の食欲。特別です。 仲間のOKOME CRAFTのあつきくん(https://ame-tsuchi-hito.com/pages/partner)が作っているお米が受注開始となりました。ご希望の方は、お問い合わせください。 今シーズンもラストスパート!新米を食べて、頑張りましょう! さて、今週の野菜セットの内容です。夏野菜はいよいよ終わりを迎え始め、秋冬の野菜が揃い始めました。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 わさび菜 ピリッとした辛みと上品な香りを持ち合わせ、フリル状の葉の形が美しい葉野菜です。生でサラダ、お料理の付け合わせのほか、さっと1分だけ湯がいて醤油を垂らすと辛みが際立ち非常に美味です。 春菊 今年は異常な暑い日照りが続きなかなか成長できない春菊ですが、いつもどおり柔らかくて苦みが無く、サラダで食べられるおいしい春菊に仕上がっています♪生のままで是非お召し上がりください。おみそ汁や、さっと茹でて白和えや胡麻和えも乙ですね。 なす 「秋ナスは嫁に食わすな」と昔から言われていますが、是非みなさんに味わっていただきたい、味が乗った秋ナスです。 現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種。個人的には焼きナスが圧倒的においしいと感じています。丸ごとヘタもつけたままグリルでしんなりするまで焼き、冷水にさらして皮を取ります。実の部分の水を切って、薬味と鰹節とポン酢をすれば、甘みと香りのある焼きナスを楽しめます。 緑色のナスは青ナスという、火を入れると果肉がトロ―リおいしいナスです。おすすめは唐揚げ。塩で水を切ってから唐揚げダレに10分ほど漬け込み、片栗粉をまぶして揚げるだけ。これが本当に最高なので、是非お試しください! レタス 今年は異常な暑さが続き、収穫前にとう立ちをする(春に花芽が出てくる生理現象)という前代未聞の事態がおきています。とう立ちをぎりぎり免れたレタスをお届けしていますが、すこーし葉が固めで、ほのかな苦みを感じます。 丸くてしっかりとした葉が特徴のロメインレタスは火を通しても葉がくたくたになりにくいので、炒めものや煮物に最適です。ほのかな甘みと苦みがあり、お料理のアクセントになります。もちろん生でも食べられるので、サラダに混ぜてお楽しみください。 赤サンチュはしっかりした歯ごたえ。韓国では焼肉を巻いて食べるのが人気ですが、サラダや炒め物も美味しいですよ!中華風スープやみそ汁もいけます!...
-
あまぐも通信 2024年10月第3週 vol.19
あっという間に10月も後半となりました。徐々に日中の気温も下がってきましたが、まだまだ暖かい日が続きますね。寒暖差による体調の変化に気をつけたい時期です。 気温が下がってくるとようやく冬支度をする気になってきて、屋根に上って薪ストーブの煙突掃除をしたり、里芋の保存用の大穴を掘ったりし始めています。写真は幅1m長さ2m深さ1mの穴です。 まだあたたかいうちに、ナスの種取りをしました。 実がついてから2か月くらい、木に成らせたままにしておいた青ナスは、ゆっくりと大きくなり、やがて黄色く熟してきました。 2ヶ月くらいが経って十分熟したら、収穫し、程よく暖かい室内に置いて1週間くらい追熟します。 追熟するとさらに黄色みが増し、実の栄養が種に流転していきます。 1週間くらい経って完熟したら、いよいよ種を取り出す時です。 まず、種を取り出す前に、実を揉みます。 ナスの果肉はキメが細かく、果肉と種がほぐれにくいため、中の果肉を潰す感覚で優しく揉みます。 よく揉んで柔らかくなったら、実を半分に割ります。 次に、流水に当てながら果肉をほぐし、種を洗い出します。下にボールを置いて種を受けましょう。 種が底に沈み、果肉が水面に浮きます。種が流れないようそーっと水と果肉を流します。 種がきれいになったら、玉ねぎネットに入れて乾かします。最初の2時間ほど天日に当てて急速に乾かし、その後日陰の乾燥した場所で乾かします。 1週間ほど経って完全に乾いたら、ジップ付きの袋や瓶など、密閉できる容器に入れ、できれば乾燥材も一緒に入れて、温度変化の少ない場所で保管します。冷蔵庫や押入れなどがいいでしょう。 毎年種を採ることで、植物がその年に蓄えた情報を、次の年に繋ぐことができます。その年の気候や土の環境、水分や肥料などのデータが小さな種に詰め込まれ、翌年育つ植物はそのデータに合った身体を作っていこうとします。 そうして年々、野菜は畑の環境やその人の農法に適応していきます。農薬や化学肥料を使わない野菜作りにおいて、自家採種はとても大切なプロセスになります。 毎年種を繋ぎ、人と植物が二人三脚で共に成長していくことで、畑には独特の環境が形成されていくことでしょう。 現在美味しい野菜が食べられるのは、先人たちが種を繋いできてくれたお陰です。 その種が絶えれば、未来に生きる子孫は豊かな食文化を享受できなくなってしまいますね。 戦前まで各家庭で作られていた多くの在来品種の野菜が消えてしまったという話はよく耳にします。 種をつなぐことは、未来にいのちをつなぐこと。人と植物が長い年月をかけて積み上げてきた関係を、未来につなげていきましょう。 さて、今週の野菜セットの内容です。夏野菜はいよいよ終わりを迎え始め、秋冬の野菜が揃い始めました。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 ゴーヤ 涼しい気候のため毎年穫れ始めは夏の終わりになりがちなゴーヤ。新鮮なゴーヤは苦みが少なく、塩もみしてギュッと絞れば生でも美味。ポン酢や鰹節でさっぱりと。ワタを取らずにそのままワタごと天ぷらも美味です!タネがカリッと香ばしく、ナッツのような香りが楽しめます。 春菊 今年は異常な暑い日照りが続きなかなか成長できない春菊ですが、いつもどおり柔らかくて苦みが無く、サラダで食べられるおいしい春菊に仕上がっています♪生のままで是非お召し上がりください。おみそ汁や、さっと茹でて白和えや胡麻和えも乙ですね。 ...
あまぐも通信 2024年10月第3週 vol.19
あっという間に10月も後半となりました。徐々に日中の気温も下がってきましたが、まだまだ暖かい日が続きますね。寒暖差による体調の変化に気をつけたい時期です。 気温が下がってくるとようやく冬支度をする気になってきて、屋根に上って薪ストーブの煙突掃除をしたり、里芋の保存用の大穴を掘ったりし始めています。写真は幅1m長さ2m深さ1mの穴です。 まだあたたかいうちに、ナスの種取りをしました。 実がついてから2か月くらい、木に成らせたままにしておいた青ナスは、ゆっくりと大きくなり、やがて黄色く熟してきました。 2ヶ月くらいが経って十分熟したら、収穫し、程よく暖かい室内に置いて1週間くらい追熟します。 追熟するとさらに黄色みが増し、実の栄養が種に流転していきます。 1週間くらい経って完熟したら、いよいよ種を取り出す時です。 まず、種を取り出す前に、実を揉みます。 ナスの果肉はキメが細かく、果肉と種がほぐれにくいため、中の果肉を潰す感覚で優しく揉みます。 よく揉んで柔らかくなったら、実を半分に割ります。 次に、流水に当てながら果肉をほぐし、種を洗い出します。下にボールを置いて種を受けましょう。 種が底に沈み、果肉が水面に浮きます。種が流れないようそーっと水と果肉を流します。 種がきれいになったら、玉ねぎネットに入れて乾かします。最初の2時間ほど天日に当てて急速に乾かし、その後日陰の乾燥した場所で乾かします。 1週間ほど経って完全に乾いたら、ジップ付きの袋や瓶など、密閉できる容器に入れ、できれば乾燥材も一緒に入れて、温度変化の少ない場所で保管します。冷蔵庫や押入れなどがいいでしょう。 毎年種を採ることで、植物がその年に蓄えた情報を、次の年に繋ぐことができます。その年の気候や土の環境、水分や肥料などのデータが小さな種に詰め込まれ、翌年育つ植物はそのデータに合った身体を作っていこうとします。 そうして年々、野菜は畑の環境やその人の農法に適応していきます。農薬や化学肥料を使わない野菜作りにおいて、自家採種はとても大切なプロセスになります。 毎年種を繋ぎ、人と植物が二人三脚で共に成長していくことで、畑には独特の環境が形成されていくことでしょう。 現在美味しい野菜が食べられるのは、先人たちが種を繋いできてくれたお陰です。 その種が絶えれば、未来に生きる子孫は豊かな食文化を享受できなくなってしまいますね。 戦前まで各家庭で作られていた多くの在来品種の野菜が消えてしまったという話はよく耳にします。 種をつなぐことは、未来にいのちをつなぐこと。人と植物が長い年月をかけて積み上げてきた関係を、未来につなげていきましょう。 さて、今週の野菜セットの内容です。夏野菜はいよいよ終わりを迎え始め、秋冬の野菜が揃い始めました。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 ゴーヤ 涼しい気候のため毎年穫れ始めは夏の終わりになりがちなゴーヤ。新鮮なゴーヤは苦みが少なく、塩もみしてギュッと絞れば生でも美味。ポン酢や鰹節でさっぱりと。ワタを取らずにそのままワタごと天ぷらも美味です!タネがカリッと香ばしく、ナッツのような香りが楽しめます。 春菊 今年は異常な暑い日照りが続きなかなか成長できない春菊ですが、いつもどおり柔らかくて苦みが無く、サラダで食べられるおいしい春菊に仕上がっています♪生のままで是非お召し上がりください。おみそ汁や、さっと茹でて白和えや胡麻和えも乙ですね。 ...