あまぐも通信 2024年8月第2週 vol.11

あまぐも通信 2024年8月第2週 vol.11

 

 暑中お見舞い申し上げます。

立秋を過ぎ、そろそろ暑さが和らぐ時期ではありますが、まだまだ暑いこの夏。みなさまいかがお過ごしでしょうか?北杜はここ数日、夜と朝方の気温がだいぶ下がり、早朝は快適に過ごせるようになりました。しかしそんな涼しい時間も束の間、少し日が上がってくると危険な暑さになってきます。畑仕事は早朝のうちに終わらせて、日中は涼しい場所に避難。夏を走りきれるように体力を温存します。照り付ける太陽を有効活用して、ドライトマトを作っています。水分が多くかびやすいトマトですが、太陽にカッと当てることでうまく干しあがります。
こう暑いと冷たーいビールやジェラート、冷房の効いた室内が最高ですが、体とお腹の冷やし過ぎには要注意。体の表面は熱く感じても、体内の冷えは感じにくいものです。体の不調や夏バテを感じたら、まずはお腹を温めてあげてみてください。熱いお茶、オクラやモロヘイヤなどを入れたトロトロスープ、葛粉をお湯に溶いた葛湯などがオススメ。梅干しや根菜類も体を温める作用があります。
是非試してみてくださいね。
先日はぴたら村の場所を借りて流しそうめんをしました。自主保育グループの皆で集まって、男子は竹を割るところからスタート。トンネルを作ったり、節をのみで削り取る作業は、子供たちも一緒にできました。いよいよそうめんを流し始めると、子供も大人も大喜び!皆で持ち寄ったおかずや薬味、めんつゆもいろいろな種類があり、素麺以外にも旬のぶどうや、ミニトマトを流したりもしました♪竹に水が流れる様子は涼しげで、食も進みますね。

さて、今週の野菜セットの内容です。

今週の野菜セット

以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。

新ジャガイモ

掘りたての新じゃが!黄金色の緻密な肉質が特徴の、ホッカイコガネという品種です。フライドポテトにすると、トロリとして香り豊か。煮崩れしないのでカレーやシチュー、おでんに加えれば深い旨味を楽しめます♪

インゲン

長年種を繋いでいる、越谷インゲンという品種です。大きめで収穫しても柔らかく、適度な歯ごたえとほのかな甘みがおいしい、昔ながらのインゲンです。色よくゆでて味噌やマヨネーズにディップすれば、インゲンの香りを楽しめます。天ぷらや炒め物も◎

 

なす

日照りが続いていて水が足りず、実がたくさんついてくれませんが、味は絶品。現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種です。油との相性が非常によく、定番の揚げ物やみそ炒めが美味。生食もほのかな甘みがあり塩もみして一晩浅漬けにするとコリコリとおいしいお漬物になります♪

 

コリンキー

目の覚めるようなレモンイエローが魅力の、かぼちゃの仲間です。生のままで皮も種も食べられるので、薄切りや細切りにしてサラダに。ローストしたり、煮物も美味です。独特の香りがあり、クセになりますよ♪

 

十六ササゲ

ながーいインゲンのような野菜はササゲという、マメ科の野菜です。柔らかくてスジが無いので、インゲンと同じように使えます。ササゲ特有の風味があり、茹でてから切り分けて和え物、お浸し、炒め物、煮物、天ぷらなどでおいしくいただけます♪

 

モロヘイヤ

栄養価が非常に高いネバネバ野菜で、暑さでばてた体に、高い疲労回復効果が♪茎から葉をとってさっと茹でてから刻むと、ネバネバが出てきます。納豆と和えたりトマトに絡ませて。スープに入れる場合は下茹では不要。とろとろとしたおいしいスープになります。

 

人参

今年はゆっくりと育っている人参。小さめですが、薫り高く甘みの詰まった人参ができました。コリコリと柔らかい人参は、火をじっくり通すことで甘みが増します。ソテーやロースト、衣をつけて人参カツも美味です。葉は筋が固いので、柔らかい葉先の部分だけご利用ください。

ミニトマト

赤い固定種「ステラ」ミニトマトと、黒みがかったピンク色のブラックチェリートマトの二種類が入ります。輸送の都合上、熟しきっていないトマトもありますので、おいしそうな色になるのを待ってお楽しみください。そのままほおばってよし、みそ汁に入れてよし、煮詰めてトマトソースもよし。

 

エゴマの葉

紫蘇の葉に似ていますが…エゴマ油が穫れるあのエゴマの葉は、韓国では焼肉を巻くのに利用されています。生の葉に焼肉とタレを巻けば、食欲倍増まちがいなし。保存容器に生の葉と、葉が浸るくらいの醤油を入れて3日ほど醤油漬けにすると、ごはんがもりもり進みます。

青しそ

日本の夏の定番ハーブと言えばこれ。そのまま刻んで薬味にどうぞ。醤油漬けにすると、とてつもなくご飯が進みます!

 

 

ピーマン&万願寺

ピーマンはえぐみが少なく、生で食べてもおいしい!肉詰めや煮物も美味しいですよ。万願寺唐辛子はうちではバーベキューの定番。丸ごと焦げ目がつくくらい焼いて、タレをつけて甘みと香りをお楽しみください♪焼き浸しや揚げ浸し、煮浸しも美味です。クリーム色の変わった色のピーマンは

 

ビーツ

食べる血液と呼ばれるほど栄養、ミネラルが豊富で造血作用や抗酸化作用があります。小さめに切って柔らかくなるまで茹でてから様々な料理の彩りとして。真っ赤になったゆで汁も栄養満点なので是非ご利用ください。その他炒め物やスープ、薄くスライスして生のままサラダの彩りに。皮を剥かずに丸ごと茹で、串がスッと刺さるまで柔らかくした後に皮を剥き、刻んでサラダにすると、栄養が流出せずにしっかり摂取できます。

 

 

ツルムラサキ

英語で「インディアン・スピナッチ」(インドほうれん草)と呼ばれていて、ほうれん草のようにミネラル豊富。使い方はほうれん草と同じで、炒めものやみそ汁、和え物など、和洋問わず使えます。ゆでてから刻むとトロトロとするのが特徴で、夏のつかれた胃袋を元気にしてくれます。トマトと卵と鰹節と一緒に炒めるのが、個人的に好きです。

空芯菜

その名の通り、茎の中心部が空洞になっている野菜です。東南アジアではとてもよく食べられていて、主に炒め物にして利用されています。ニンニク、唐辛子、ナンプラーでシンプルに味付けすれば、コリコリとした楽しい食感と特有の風味を楽しめます。萎れやすいので、元気がなくなってきたら根元を少し切って水に差しておくとシャキッとします。

 

 おまけ:季節のお花 種から苗を作って育てている、様々な種類の花の中から、ほんの一部ですがおまけに添えさせていただきます。花瓶にさしてお楽しみください。オーガニックなので花びらをお風呂に散らして癒されるのもいいでしょう。

 

畑のようす

収穫シーズン到来!毎朝ほとんどの時間を収穫に費やしています。日に日に収穫量が増える野菜たち。実をつけることにも野菜の体力を使うので、こまめに収穫してあげ、息切れしないように実の数を保ってあげます。野菜と野菜の間の通路は敢えて草を生やし、ある程度伸びたら刈って野菜の周りに敷き、米ぬかを振って発酵を促すことで養分を補ってあげます。
秋冬野菜もいよいよ畑に植え付けや種まきが始まります。いいタイミングで作業ができるよう、畑の準備を万全にしておきます。
田んぼの方も順調で、稲の穂が出始めました!田んぼの上はトンボが飛び回り、なんだか秋の気配を感じています。

お知らせ

 ・贈り物として好評をいただいている、オーガニックガーデンブーケを販売中です。

当ページの【商品】タブからご覧いただけます。野菜セットと同梱可能。是非覗いてみてください。

化学肥料や農薬を使わずに、
様々な野菜や草や虫達がいる畑で育てた季節のお花をメインに、
ハーブや宿根草や枝物を添えたオーガニックガーデンブーケを
北杜市の土と風の香りと共にお届けします。

お花屋さんではあまり見かけないお花の種類や、
目立ちすぎないけれど小宇宙のような小花や、自然な姿のお花たちをメインに、
普段の暮らしに気取らずに飾れる花束です。

 

 

・野菜セットの定期便、新規ご注文受付中です。

ご好評いただいている野菜セットの定期便。まだ空きがありますので、お友達やご家族、同僚の方など、是非ご紹介ください。

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