暖かい日が続いたと思えば、急に寒さがやってくる、まるで春のような気候になってきた今日この頃。凍り付いた畑はすこしづつ溶けて、生命の気配が戻ってきています。いよいよ種まきの季節が始まり、また新たな生命をはぐくむことができる歓びがこみ上げてきます。
農作業をするにもとても気持ちがよく、仲間とともに春に向けた準備を進めています。
子どもたちは畑を駆け回り、蜘蛛や蝶やとんぼを上手に見つけては歓声が上がりました。毎年恒例の踏み込み温床を仕込むため、落ち葉を集めたり稲わらをカットしたりする作業は、みんなでわいわいと作業した方が断然楽しく、あっという間に作業を終わらせることができます。今年から踏み込み温床を始める有機農家の友人が何人かいるので、スタートをサポートしにあちらこちら動き回っています。踏み込み温床仲間が増えていくのはとてもうれしいことです。
とはいえまだまだ寒い冬は微生物と戯れるには最高の時期。
なぜなら、気温が低いため雑菌が繁殖しにくく、麹や酵母菌など有用な微生物が活動するのに最適な条件を整えてあげることで、カビの発生を防ぐことができるためです。
今月はお味噌とみりんの仕込みのために、米麹をつくりました。
白州で麹から手作りしてお味噌やお漬物を作っている雲母堂さんの加工場をお借りして、古米を持っていき、スタッフの方々と一緒に米麹づくりをしました。
さすがプロの施設で、設備もそろっていて衛生的な加工場で作業させていただき、色々と勉強になりました。麴室(こうじむろ)も、自動で温度管理されるため、最小限の手入れで済むようになっていました。
印象的なのは、お米をこすって傷をつけ、麹菌を米粒の中にいきわたらせるという方法。このおかげで、全体にむらなく麹菌がいきわたり、しっかりと甘みのある米麹に仕上がるそうです。出来上がりの姿も、麹の花が咲く様子は少しだけで、米粒の表面がすこしふわっとしてるくらい。味はしっかりとした甘みがあり、そのまま食べてもとても美味しい米麹になりました。
子ども達も受け入れてくれ、貴重な体験をさせてもらいました。米を混ぜ混ぜする作業はとても楽しかったらしく、盛り上がっていました。
今週末はいよいよ味噌の仕込み。おいしいお味噌ができる気がします♪