すっかり久しぶりの更新となってしまいました。。^^;
ゴールデンウィークが明けて、北杜はいよいよ最低気温が10℃を下回らなくなってきました。野菜も雑草もグンッと成長が始まる時期、夏野菜の苗の植え付けを手早く終わらせて、急に混みあってきた葉野菜や人参の間引きや、雑草取りに勤しみます。
畑の野菜は順調に育っていて、収穫できる野菜が既にたくさんでてきています。
再来週から出荷できる、「初夏の野菜セット」のお申し込みの受付を始めました♪
爽やかな辛みのわさび菜、美しい赤水菜、生で食べられるサラダ春菊、こかぶ、ブロッコリー、キャベツなど、寒暖差の大きい初夏に甘みが乗る野菜たちの詰め合わせセットです。生のままや、軽く火を通すだけで食べられる野菜ばかりなので、手間がかかりません。さらに味が濃厚なので味付けもてまいらず。期間限定で単発購入していただける商品なので、是非チェックしてみてくださいね。
https://ame-tsuchi-hito.com/products/5%E6%9C%88%E6%9C%AB%E9%99%90%E5%AE%9A-%E5%88%9D%E5%A4%8F%E3%81%AE%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88
今年は夏野菜の植え付けを少し工夫し、トマトやナスを春の葉物野菜やタマネギの間に植え付けて、混植による生物多様性の向上と、耕す面積を減らすことによる畑の土の保護を図っています。毎年少しづつ実験的に混植は試してきてみていましたが、これはという組み合わせで今年は全面的に混植をしています。
トマトやキュウリは3月に種まきをした小松菜やわさび菜の隙間に。こうすることで害虫の発生を防ぎ、冷たい風から守ります。
ナスは6月に収穫が迫るタマネギの隙間に植え付けます。玉ねぎもなすも、肥沃で水気の多い土を好むため、タマネギが良く育つ肥沃な土壌にナスを植え付けることで、ちょうどよくバトンタッチができます。こちらも植え付け直後は、ナスがタマネギに守られている状態になり、タマネギの収穫後、ナスが一気に成長していきます。
同じ場所でいろいろな作物を作ることを、輪作といい、農薬や化学肥料の無い時代から先人たちが経験則で確立した技術です。単一の作物ばかり作っていると、その場所は病気や害虫が蔓延してしまいますが、色々な野菜が共存することで多様な虫や微生物が集まり、ちょうどよいバランスが保たれた畑に変っていきます。夏野菜の為に新しい畑を耕す必要も無く、不耕起とまではいきませんが、かなりのエネルギーを節約することに繋がります。今後も実際に栽培しながら、雨土人流の混植技術を確立していきます。
4月に子供たちと一緒に種まきをしたお米は順調に育っていて、先日は草とりをしました。手作業で小さな草をとっていきますが、3人で1時間ほどで終わらせることができました。育苗用トレイではなくふかふかの土の上で育つお米の苗は、伸び伸びとして気持ちよさそうに葉を伸ばしています。田んぼにもそろそろ水を入れる時期です。
去年タネを採種して苗を育てた藍の植え付けもしました。冬に一緒に蒅(すくも)を作った仲間と4人で、今年から一緒に藍を育てることにしました。今年は去年の2倍くらいの量を植えています。
今週末は完成した竹の灯篭の展示をしに東京へ。
シーズンインからてんこ盛りです!!