あまぐも通信 2025年9月第2週 vol.44

あまぐも通信 2025年9月第2週 vol.44

いや~、今年の夏は長かったですね。この辺では、「暑さ寒さもお盆まで」という言い習わしがありますが、9月に入っても猛暑日が続く気候となりました。

ここ数日、ようやく朝晩の気温が20度台前半に収まり、日中も日差しは強いですが、涼しい風に当たりながら作業ができるようになりました。

8月中はあまりの暑さにあまり動くことができなかったのが実のところ。。畑仕事をこなすことで精いっぱいでした。

雨も少なかった今年の夏は、畑がからっからになる日が何日も続いて、ポンプで水やりをしても翌日にはカラカラ。。夏野菜たちも実のつきが悪く、出荷品目が足りなくなるのでは?という不安が何度もよぎりました。お客様の皆さんには、「なかなか茄子が届かないな~」と思う方もいらっしゃったかと思います。

1カ月遅れで穫れ始めたナスはエネルギーを温めていたのか、なり始めればピカピカして、味がギュッと凝縮した極上の茄子でした。

真黒なす(しんくろなす)は本当に美しいんです。美しさと美味しさは比例するようです。

とはいえ、ここまで気候変動の激しいこの頃、、いままでの野菜作りのやり方を少し見直さなければいけないなと、ひしひしと感じています。畑をもっと豊かな自然環境に近づけることができれば、そこで育つ野菜たちも激しい気候に左右されにくくなるはずです。

そしてオクラも、約1カ月遅れて収穫ピークを迎えております。

島オクラ・赤オクラ・ダビデの星の3種類を栽培しています。今年は赤とダビデは採種用に栽培しているので少なめです。来年からたくさん作りますよ~♪

トマトも友人から種を譲受け、色々作り始めました。どれも個性的で、種を採種するのも楽しみです。来年はトマトのセットも作ろうかな。

トマトと言えば、晴れが続いているのでドライトマトをつくりました。

約800個のトマトをひたすら半分にカットしては、ワタを取り除き、3日間天日にあててじっくりと干し上げました。

トマトとツルムラサキの炒り卵のレシピをご紹介します♪

2人分材料

・ミニトマト10個

・ツルムラサキ200ℊ

・卵2個

・塩 適量

①トマトは半切りに。

②ツルムラサキは3㎝にカット

③卵はボールに割って溶く

④フライパンに油を敷き、ミニトマトを入れて塩を一振り、強火で熱する

⑤ミニトマトから果汁が出てきたらツルムラサキを入れてさらに熱する

⑥中火にしてトマトとツルムラサキの水分を出していく

⑦野菜の水分が出てグツグツとしてきたら味を見て、塩を加えて、強火のまま卵を流しいれる

⑧卵を流したら中火で熱して卵が固まってきたら、ほぐすようにかき混ぜる

⑨お皿に盛りつけて完成。こしょうやニンニクを加えても美味です。

9月は秋の野菜の種まきで忙しい時期ですが、この暑い時に種をまけば、たちどころに虫にやられてしまいます。かといって遅くまいても生育途中に冬が来てしまうので、悩ましいところです。何回かに分けて種まきを進めています。

野菜セットのご注文、受付中です。たくさんの草や虫たちと共に育った生命力あふれる野菜を、是非試してみてください。

 

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