冬至。
一年の中で太陽のエネルギーが一番小さくなる日となりました。
日が出ている時間も一年で最も短いので、夕方はつるべ落としのように一気に暗くなりました。夕方に予定していた畑仕事もあきらめるしかありません。。
この日が来ると、何かの節目のように感じて、気持ちが改まる気がします。
カボチャを食べて、柚子風呂に入って英気を養います。
今週は色々と忙しい週で、前半は東京に出張していました。
イベント運営の仕事をしている友人から、赤坂で行われるイベントの装飾用に竹灯籠を作ってほしいという依頼をいただき、実は10月ごろから密かに(?)制作を進めていました。
家の敷地内にある竹林で太い竹を切り出すところから始まり、デザインを考えて起こし、ドリルで一つづつ穴をあけ、土台や電灯を作りつけました。
竹を割って円形に組み、直径1メートルの球体も作りました。
今回のイベントは外資系企業による環境に配慮した新しい形の観光(MICE)がテーマだったようで、竹は循環の象徴として選んでくれました。
設営翌日に撤去だったため、一泊して翌日夜に撤収し、帰路につきました。
同じ北杜市内に住む弟と、近所の有機農家仲間と一緒に竹林整備をして竹炭を焼く活動をしていますが、その流れで今回のような仕事を頂けて、とてもいい経験ができました。
毎年たくさん生えてくる竹を切って数をコントロールすることも大事ですが、切った竹を活用できる機会を頂けるのは本当にありがたいことです。竹灯籠として美しい光を放つ役目を全うした竹は、最後は焼いて炭にし、野菜やお米作りの糧とします。
今回を機に、将来は竹灯籠祭りができることを夢見て、活動を続けていきます!
冬至の日には漬物の仕込みの会(第2回)をぴたら村で開きました。大人もこどももみんなで集まって、楽しくおしゃべりしながら手を動かしました。昔からの知恵を実践していると、自然と人とのつながりが生まれてきます。大切にしていきたいものです。
今回漬けた野菜は大根と赤かぶと日野菜かぶ。
大根はぴたらファームでずっと作り続けてきた甘酢漬け。
21㎏の大根をザラメと塩と酢とで漬け込みました。仕上げに干し柿の時に剥いた乾燥柿の皮をパラリ
赤かぶは甘酢漬けとぬか漬けの2種。
葉っぱごと干した赤かぶの葉の部分をお団子にして漬けました。
日野菜かぶは伝統的なぬか漬けのレシピで。
漬け上りが楽しみですね~。みんなで一つの樽に仕込んで、出来上がりをシェアします。
時間と大根が余ったので、みんなで切干大根も作っちゃいました。
明日から餅つきが始まります!がんばろ~!