あまぐも通信 2024年8月第4週 vol.13

あまぐも通信 2024年8月第4週 vol.13

各地で台風が猛威を振るっておりますが、皆さまのご無事を願っています。

こちらはまだ風も雨もそこまで強くなく、穏やかな雨の日が続いています。

時折顔を出す強い日差しに焼かれそうになりますが、天気が悪いせいもあって涼しい風が吹いています。湿度もそこまで高くなく、秋がすぐそこに来ているような雰囲気の八ヶ岳です。先日、今年初の栗を拾って茹でていただきました。秋の味覚がとても嬉しいです。

台風が過ぎ去ったら、秋が来るのかと期待してしまいますが、きっとまだしばらくは暑い日が続くのでしょうね。

秋は一年のうちでも大好きな季節ですが、お米の収穫や根菜の収穫など、重労働が多い季節でもあります。夏の間バリバリ動いて疲れた体を、今、束の間の農閑期の間にしっかりと休めます。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期、皆さん体を冷やさぬように気をつけてお過ごしください。

さて、今週の野菜セットの内容です。

今週の野菜セット

以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。

ゴーヤ

涼しい気候のため毎年穫れ始めは夏の終わりになりがちなゴーヤ。ようやく穫れ始めてきました。新鮮なゴーヤは苦みが少なく、塩もみしてギュッと絞れば生でも美味。ポン酢や鰹節でさっぱりと。ワタを取らずにそのままワタごと天ぷらも美味です!

インゲン

長年種を繋いでいる、越谷インゲンという品種です。大きめで収穫しても柔らかく、適度な歯ごたえとほのかな甘みがおいしい、昔ながらのインゲンです。色よくゆでて味噌やマヨネーズにディップすれば、インゲンの香りを楽しめます。天ぷらや炒め物も◎

 

なす

雨が多いおかげでようやくピークを迎えました。現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種です。油との相性が非常によく、定番の揚げ物やみそ炒めが美味。皮が柔らかいので生食も!ほのかな甘みがあり塩もみして浅漬けにするとコリコリとおいしいお漬物になります♪

緑色のナスは青ナスという、火を入れると果肉がトロ―リおいしいナスです。おすすめは唐揚げ。塩で水を切ってから唐揚げダレに10分ほど漬け込み、片栗粉をまぶして揚げるだけ。これが本当に最高なので、是非お試しください!

 

コリンキー

目の覚めるようなレモンイエローが魅力の、かぼちゃの仲間です。生のままで皮も種も食べられるので、薄切りや細切りにしてサラダに。ローストしたり、煮物も美味です。独特の香りがあり、クセになりますよ♪

 

十六ササゲ

ながーいインゲンのような野菜はササゲという、マメ科の野菜です。柔らかくてスジが無いので、インゲンと同じように使えます。ササゲ特有の風味があり、茹でてから切り分けて和え物、お浸し、炒め物、煮物、天ぷらなどでおいしくいただけます♪

 

モロヘイヤ

栄養価が非常に高いネバネバ野菜で、暑さでばてた体に、高い疲労回復効果が♪茎から葉をとってさっと茹でてから刻むと、ネバネバが出てきます。納豆と和えたりトマトに絡ませて。スープに入れる場合は下茹では不要。とろとろとしたおいしいスープになります。

 

人参

今年はゆっくりと育っている人参。小さめですが、薫り高く甘みの詰まった人参ができました。コリコリと柔らかい人参は、火をじっくり通すことで甘みが増します。ソテーやロースト、衣をつけて人参カツも美味です。葉は筋が固いので、柔らかい葉先の部分だけご利用ください。

ミニトマト

赤い固定種「ステラ」ミニトマトと、黒みがかったピンク色のブラックチェリートマトの二種類が入ります。輸送の都合上、熟しきっていないトマトもありますので、おいしそうな色になるのを待ってお楽しみください。そのままほおばってよし、みそ汁に入れてよし、煮詰めてトマトソースもよし。

 

きゅうり

間が空いてしまったきゅうりの2作目が、すこしづつ穫れ始めてきました。水分が少なめで身が締まり、パリッと歯切れのよい昔ながらのきゅうりです。味が濃く、シンプルな味付けで十分。味噌をつけてそのままパリッと。浅漬けや塩もみ、天ぷらも美味。

青しそ

日本の夏の定番ハーブと言えばこれ。そのまま刻んで薬味にどうぞ。醤油漬けにすると、とてつもなくご飯が進みます!

 

 

ピーマン&万願寺

ピーマンはえぐみが少なく、生で食べてもおいしい!肉詰めや煮物も美味しいですよ。万願寺唐辛子はうちではバーベキューの定番。丸ごと焦げ目がつくくらい焼いて、タレをつけて甘みと香りをお楽しみください♪焼き浸しや揚げ浸し、煮浸しも美味です。クリーム色の変わった色のピーマンは苦みがほとんどなく、生で食べてもさっぱりとしてどこかフローラルな香り。

 

ビーツ

食べる血液と呼ばれるほど栄養、ミネラルが豊富で造血作用や抗酸化作用があります。小さめに切って柔らかくなるまで茹でてから様々な料理の彩りとして。真っ赤になったゆで汁も栄養満点なので是非ご利用ください。その他炒め物やスープ、薄くスライスして生のままサラダの彩りに。皮を剥かずに丸ごと茹で、串がスッと刺さるまで柔らかくした後に皮を剥き、刻んでサラダにすると、栄養が流出せずにしっかり摂取できます。

 

 

ツルムラサキ

英語で「インディアン・スピナッチ」(インドほうれん草)と呼ばれていて、ほうれん草のようにミネラル豊富。使い方はほうれん草と同じで、炒めものやみそ汁、和え物など、和洋問わず使えます。ゆでてから刻むとトロトロとするのが特徴で、夏のつかれた胃袋を元気にしてくれます。トマトと卵と鰹節と一緒に炒めるのが、個人的に好きです。

空芯菜

その名の通り、茎の中心部が空洞になっている野菜です。東南アジアではとてもよく食べられていて、主に炒め物にして利用されています。ニンニク、唐辛子、ナンプラーでシンプルに味付けすれば、コリコリとした楽しい食感と特有の風味を楽しめます。萎れやすいので、元気がなくなってきたら根元を少し切って水に差しておくとシャキッとします。

 

 おまけ:季節のお花 種から苗を作って育てている、様々な種類の花の中から、ほんの一部ですがおまけに添えさせていただきます。花瓶にさしてお楽しみください。オーガニックなので花びらをお風呂に散らして癒されるのもいいでしょう。

 

畑のようす

いよいよ秋冬野菜の植え付けと種まきのシーズンが到来しました!雨が多くなってきたので種まきや苗の植え付けにはちょうどいいタイミングです。7月頭から準備していた畑はふかふかになり、新しい命を待ってくれています。ブロッコリー、キャベツ、レタスを順に植えていきます。種まきはラディッシュと、ルタバガという西洋カブです。
お米も順調に穂が出ていて、収穫が楽しみになってきました。1本の苗が20~30本に分げつ(枝が増えて株が大きくなること)しているのにはびっくり。施したのは落ち葉と炭と最小限の肥料でしたが、こんなに立派になるとは。。きっと土の中の菌が元気なのでしょう♪
玉ねぎの種まきもしました。
7月から準備していた苗床に一粒づつタネを蒔いていきます。
玉ねぎの苗づくりは水がとても重要。発芽するまでと発芽した後しばらくは、水を絶対に切らさないよう、毎日みずやりをして育てます。保湿のためにもみ殻でマルチをします。
また、夏野菜もあと1か月は頑張れるので、周りの草を刈って米ぬかを追肥しました。米ぬかのおかげで草が乳酸発酵し、野菜にミネラルが供給されていきます。

お知らせ

 ・贈り物として好評をいただいている、オーガニックガーデンブーケを販売中です。

当ページの【商品】タブからご覧いただけます。野菜セットと同梱可能。是非覗いてみてください。

化学肥料や農薬を使わずに、
様々な野菜や草や虫達がいる畑で育てた季節のお花をメインに、
ハーブや宿根草や枝物を添えたオーガニックガーデンブーケを
北杜市の土と風の香りと共にお届けします。

お花屋さんではあまり見かけないお花の種類や、
目立ちすぎないけれど小宇宙のような小花や、自然な姿のお花たちをメインに、
普段の暮らしに気取らずに飾れる花束です。

 

 

・野菜セットの定期便、新規ご注文受付中です。

ご好評いただいている野菜セットの定期便。まだ空きがありますので、お友達やご家族、同僚の方など、是非ご紹介ください。

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