お知らせ
あまぐも通信 2024年7月第1週 vol.5
7月に入り、本格的に梅雨の季節になりました。恵みの雨と晴れ間の暑さのおかげで、夏野菜がのびのび育っています。この時期、畑や田んぼ仕事はひとまずひと段落というところで、雨にお世話をお任せして、夏野菜の収穫ラッシュが来るまでの間、人は少しお休みしつつ、秋冬の準備を始めようかとぼちぼち動き始めます。 昨日は、同じ北杜市内に住み竹林整備をしている弟と一緒に、竹炭を焼きました。昔は山に頻繁に人が入っていて、薪を集めたり山菜やけものをとったりといった活用と整備をして山の環境を保っていましたが、山を利用しなくなった今、どんどん人が入りにくいような環境に変っていきつつあります。ものすごい繁殖力の竹も、その原因の一つ。竹は地下に根を伸ばして生息範囲を広げながら、約半年で20mほどの高さまで成長し、気持ちの良い天然木の森はあっという間に竹林に飲み込まれてしまいます。その結果、もともと生えていた樹木は元気を失って倒れていき、山の斜面が竹に覆いつくされると、地滑りや土砂崩れが起き、それは山だけでなく人の命にも関わる災害となります。 ただ、竹はとっても有用な植物なのです。 整備された竹林では春には立派なたけのこが穫れ、夏涼しく、台風や冬の強い風を遮断し、切り出した竹で道具を作ったり、かごを編んだりして生活に役立てることもできます。竹を焼いて作った竹炭も、土壌改良効果が非常に高く、農業にも大いに役立ちます。そう、竹林整備は生活と組み合わさることで、とっても意味のある活動になるんです。 写真の炭化器ともう1台大きな炭化器の2台体制で、竹を焼き始めて3時間ほどで、軽トラック一杯分以上の量の竹炭ができました。燃やすときの火で、青竹炊きご飯や焼きじゃがいもを作ってお昼ご飯に。 最後は水をかけて鎮火。この美しい黒を目にすると、なんだかとっても嬉しくなるのが不思議です。 今度は竹炭焼きに興味のある人をお誘いして、楽しくわいわいやっていこうと思っています! さて、今週の野菜セットの内容です。初夏の野菜から、徐々に夏の野菜へと切り替わっていく時期です。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 新ジャガイモ 掘りたての新じゃが!黄金色の緻密な肉質が特徴の、ホッカイコガネという品種です。フライドポテトにすると、トロリとして香り豊か。煮崩れしないのでカレーやシチュー、おでんに加えれば深い旨味を楽しめます♪ 新玉ねぎ 新玉ねぎの今の時期は、小さめの玉でもしっかりおいしく楽しめます!皮を剥いたら丸ごと調理して、ジュワッとジューシーな食感をお楽しみください。煮物、ソテー、ローストにして。 ケール キャベツの先祖と言われ、青汁の原料にもなるケールは、ビタミンやミネラルがとても豊富なスーパーフード。キャベツと同様刻んでサラダ、炒め物、煮物など幅広くお使いいただけます。 みさきキャベツ たけのこ型のとんがりキャベツ。春のキャベツはすこしふんわりとして柔らかく、甘みがあります。油で炒めたり蒸したりして火を通せば、甘みが引き立ち大変美味。脇役の千切りキャベツもメインと肩を並べる美味しさです。 きゅうり 少しづつ穫れ始めたきゅうり!夏の定番です。水分少なめのコリコリと歯ごたえのあるきゅうりです。丸のまま味噌をつけてかじるのが最高。刻んで塩もみして水を切ってからサラダに加えたり、酢味噌あえにしたり。 ...
あまぐも通信 2024年7月第1週 vol.5
7月に入り、本格的に梅雨の季節になりました。恵みの雨と晴れ間の暑さのおかげで、夏野菜がのびのび育っています。この時期、畑や田んぼ仕事はひとまずひと段落というところで、雨にお世話をお任せして、夏野菜の収穫ラッシュが来るまでの間、人は少しお休みしつつ、秋冬の準備を始めようかとぼちぼち動き始めます。 昨日は、同じ北杜市内に住み竹林整備をしている弟と一緒に、竹炭を焼きました。昔は山に頻繁に人が入っていて、薪を集めたり山菜やけものをとったりといった活用と整備をして山の環境を保っていましたが、山を利用しなくなった今、どんどん人が入りにくいような環境に変っていきつつあります。ものすごい繁殖力の竹も、その原因の一つ。竹は地下に根を伸ばして生息範囲を広げながら、約半年で20mほどの高さまで成長し、気持ちの良い天然木の森はあっという間に竹林に飲み込まれてしまいます。その結果、もともと生えていた樹木は元気を失って倒れていき、山の斜面が竹に覆いつくされると、地滑りや土砂崩れが起き、それは山だけでなく人の命にも関わる災害となります。 ただ、竹はとっても有用な植物なのです。 整備された竹林では春には立派なたけのこが穫れ、夏涼しく、台風や冬の強い風を遮断し、切り出した竹で道具を作ったり、かごを編んだりして生活に役立てることもできます。竹を焼いて作った竹炭も、土壌改良効果が非常に高く、農業にも大いに役立ちます。そう、竹林整備は生活と組み合わさることで、とっても意味のある活動になるんです。 写真の炭化器ともう1台大きな炭化器の2台体制で、竹を焼き始めて3時間ほどで、軽トラック一杯分以上の量の竹炭ができました。燃やすときの火で、青竹炊きご飯や焼きじゃがいもを作ってお昼ご飯に。 最後は水をかけて鎮火。この美しい黒を目にすると、なんだかとっても嬉しくなるのが不思議です。 今度は竹炭焼きに興味のある人をお誘いして、楽しくわいわいやっていこうと思っています! さて、今週の野菜セットの内容です。初夏の野菜から、徐々に夏の野菜へと切り替わっていく時期です。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 新ジャガイモ 掘りたての新じゃが!黄金色の緻密な肉質が特徴の、ホッカイコガネという品種です。フライドポテトにすると、トロリとして香り豊か。煮崩れしないのでカレーやシチュー、おでんに加えれば深い旨味を楽しめます♪ 新玉ねぎ 新玉ねぎの今の時期は、小さめの玉でもしっかりおいしく楽しめます!皮を剥いたら丸ごと調理して、ジュワッとジューシーな食感をお楽しみください。煮物、ソテー、ローストにして。 ケール キャベツの先祖と言われ、青汁の原料にもなるケールは、ビタミンやミネラルがとても豊富なスーパーフード。キャベツと同様刻んでサラダ、炒め物、煮物など幅広くお使いいただけます。 みさきキャベツ たけのこ型のとんがりキャベツ。春のキャベツはすこしふんわりとして柔らかく、甘みがあります。油で炒めたり蒸したりして火を通せば、甘みが引き立ち大変美味。脇役の千切りキャベツもメインと肩を並べる美味しさです。 きゅうり 少しづつ穫れ始めたきゅうり!夏の定番です。水分少なめのコリコリと歯ごたえのあるきゅうりです。丸のまま味噌をつけてかじるのが最高。刻んで塩もみして水を切ってからサラダに加えたり、酢味噌あえにしたり。 ...
あまぐも通信 2024年6月第3週 vol.3
夏至が近づいて、日がだいぶ長くなりました。この時期は日の出の時間がもっとも気持ちがよく、4時半ごろにパッと目覚めるとすぐに畑に出かけたくなります。日中は30℃以上、夜は15℃くらいまで気温が下がるので、早朝に朝露がたくさんできています。畑に生える草の中を歩くとしっとりとして、地下足袋を履いた足がびしょ濡れになるほどです。夏に向けた準備作業は一通り終わりましたが、息をつく間もなく草とりや、どんどん成長する野菜のお世話を黙々とこなしていきます。夏の収穫を楽しみに、野菜たちの様子をよーく観察しながら、お手入れをしています。 さて、初夏の野菜たちはいよいよピークを迎えてきました。ノリにノッている、自慢の野菜たちのお味をご堪能ください! 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 スナップエンドウ 甘くて味の濃いさやえんどうです。筋をとってからさっと色よく茹でれば、そのままでも甘みを感じるほど。ソースにディップ、サラダやお浸しでどうぞ。炒め物や天ぷらも美味です! 新玉ねぎ 新玉ねぎの今の時期は、小さめの玉でもしっかりおいしく楽しめます!皮を剥いたら丸ごと調理して、ジュワッとジューシーな食感をお楽しみください。煮物、ソテー、ローストにして。 ケール キャベツの先祖と言われ、青汁の原料にもなるケールは、ビタミンやミネラルがとても豊富なスーパーフード。キャベツと同様刻んでサラダ、炒め物、煮物など幅広くお使いいただけます。キャベツとは一味違う食感をお楽しみください。 みさきキャベツ たけのこ型のとんがりキャベツ。春のキャベツはすこしふんわりとして柔らかく、甘みがあります。油で炒めたり蒸したりして火を通せば、甘みが引き立ち大変美味。脇役の千切りキャベツもメインと肩を並べる美味しさです。 コールラビ コール(キャベツ)とラビ(かぶ)の合いの子と言われる、珍しい野菜。皮は固いので厚めに剥けば、中は柔らかくジューシー。キャベツの香りとかぶの食感を味わえます。 ズッキーニ 深緑色の光沢が美しい、ブラックビューティ―という品種です。3年ほど自家採種を続けています。輪切りにしてソテー、薄切りにしてサラダ、塩もみするだけでも逸品に。すりおろしてパンケーキの生地にまぜて。 大根 いよいよ収穫時期を迎えた大根。春の大根は瑞々しくてシャキシャキとした食感が最高。大根サラダや季節の魚のお供の大根おろしやツマに。剥いた皮は細切りにしてキンピラ、薄い短冊切りにしてわさび醤油に浸してもピリリとした辛みが美味です。 リーフレタス 柔らかくシャキシャキとして、目の覚めるようなライトグリーンがお料理を彩ります。 焼肉を巻いたり、酢豚風の味付けの揚げ物を巻くのも、この時期食が進みますね。油との相性もいいので、春まきやチャーハン、中華風スープに入れても美味です。...
あまぐも通信 2024年6月第3週 vol.3
夏至が近づいて、日がだいぶ長くなりました。この時期は日の出の時間がもっとも気持ちがよく、4時半ごろにパッと目覚めるとすぐに畑に出かけたくなります。日中は30℃以上、夜は15℃くらいまで気温が下がるので、早朝に朝露がたくさんできています。畑に生える草の中を歩くとしっとりとして、地下足袋を履いた足がびしょ濡れになるほどです。夏に向けた準備作業は一通り終わりましたが、息をつく間もなく草とりや、どんどん成長する野菜のお世話を黙々とこなしていきます。夏の収穫を楽しみに、野菜たちの様子をよーく観察しながら、お手入れをしています。 さて、初夏の野菜たちはいよいよピークを迎えてきました。ノリにノッている、自慢の野菜たちのお味をご堪能ください! 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 スナップエンドウ 甘くて味の濃いさやえんどうです。筋をとってからさっと色よく茹でれば、そのままでも甘みを感じるほど。ソースにディップ、サラダやお浸しでどうぞ。炒め物や天ぷらも美味です! 新玉ねぎ 新玉ねぎの今の時期は、小さめの玉でもしっかりおいしく楽しめます!皮を剥いたら丸ごと調理して、ジュワッとジューシーな食感をお楽しみください。煮物、ソテー、ローストにして。 ケール キャベツの先祖と言われ、青汁の原料にもなるケールは、ビタミンやミネラルがとても豊富なスーパーフード。キャベツと同様刻んでサラダ、炒め物、煮物など幅広くお使いいただけます。キャベツとは一味違う食感をお楽しみください。 みさきキャベツ たけのこ型のとんがりキャベツ。春のキャベツはすこしふんわりとして柔らかく、甘みがあります。油で炒めたり蒸したりして火を通せば、甘みが引き立ち大変美味。脇役の千切りキャベツもメインと肩を並べる美味しさです。 コールラビ コール(キャベツ)とラビ(かぶ)の合いの子と言われる、珍しい野菜。皮は固いので厚めに剥けば、中は柔らかくジューシー。キャベツの香りとかぶの食感を味わえます。 ズッキーニ 深緑色の光沢が美しい、ブラックビューティ―という品種です。3年ほど自家採種を続けています。輪切りにしてソテー、薄切りにしてサラダ、塩もみするだけでも逸品に。すりおろしてパンケーキの生地にまぜて。 大根 いよいよ収穫時期を迎えた大根。春の大根は瑞々しくてシャキシャキとした食感が最高。大根サラダや季節の魚のお供の大根おろしやツマに。剥いた皮は細切りにしてキンピラ、薄い短冊切りにしてわさび醤油に浸してもピリリとした辛みが美味です。 リーフレタス 柔らかくシャキシャキとして、目の覚めるようなライトグリーンがお料理を彩ります。 焼肉を巻いたり、酢豚風の味付けの揚げ物を巻くのも、この時期食が進みますね。油との相性もいいので、春まきやチャーハン、中華風スープに入れても美味です。...
あまぐも通信 2024年6月第2週 vol.2 【馬耕体験会報告】
夏野菜の植え付けを無事に一通り終えて、今週末はわれわれ雨土人主宰、2日間の【農耕馬イベント】を開催しました。天候にも恵まれ、総勢16人の愛すべきボランティアの仲間にも恵まれ、たくさんの参加者の方々と共に、昔は当たり前だった「馬と暮らすこと」とはなんなのか?を探る旅に出てみました。会場は山梨県北杜市ぴたら村。1日目は馬が引く馬車に乗せてもらったり、背中に乗せてもらったりしながら、風光明媚な白州町横手エリアで昔ながらの農村風景が残るコースを散策しました。 2日目は水を張った田植え前の田んぼで、馬に農器具を引っ張ってもらい、後ろから泥んこになって器具を支えながらついていくという、昔行われていた馬との田んぼ仕事の体験でした。大人も子供も全身泥まみれになりながら夢中で馬についていく姿は、まさに「日本人の原風景」の様相。人間の力だけでは到底実現できないスピードで、みるみる田んぼがトロトロになっていきました。 お昼は雨土人野菜とぴたら米で、ボランティアのみんなに用意してもらいました。料理上手ばかりで、豪華!夜は持ちより料理と銘酒を囲んで、賑やかに交流会を開きました。 いつもお世話になっている、長野県伊那市高遠の「うまや七福」のご家族をお招きしました。家族で馬と共に自給自足的な暮らしを営む横山家のみなさんは、馬と共に田畑を耕して絆を育み、馬がいる暮らしの中に、どんな子供も心地よく過ごせる居場所を作る活動をされている、愛にあふれた人たちです。 まだ機械が無かった時代、馬などの大型動物の力なしには、たくさんの人を養っていくことはできませんでした。馬の存在のおかげで、たくさんの仲間と共に満ち足りた食事ができ、心豊かな生活を送ることができる。そんな時代があったからこそ、現代でも、馬がその場にいるだけで空気がゆるみ、人が自然と集まり、初めて会う人同士がすぐに打ち解け合うことができるのかもしれません。 現在残る多くの古民家には、馬を飼う部屋があります。南東向き、朝一番に日が入り、冬は暖かく、夏の激しい西日を遮れる部屋をあてがわれ、常に家族に見守られながら、家族同然に大切に大切にされました。人は馬を機械のように使い倒すのではなく、心のある馬のペースを大事にすれば、お互いに信頼関係を築いていくことができます。日々、人も馬も切磋琢磨して成長しながら一緒に仕事ができるようになっていく。そんな素晴らしいパートナー。馬と暮らし、馬と働く技術を守る、笑顔素敵な横山家を、今後も熱く応援していきたいと思っています。ぴたら村でも、馬を飼いたい! うまや七福の活動は、以下のページにてうかがい知ることができます。ぜひのぞいてみてください。 うまや七福facebookページ:https://www.facebook.com/profile.php?id=100071532235098 高遠みんなの楽校Facebookページ: https://www.facebook.com/profile.php?id=100089654581024 さて!今週は初夏の野菜が盛りだくさんとなりました。今年の春も気候が安定せず、3月は寒く、4月は猛暑というお天気に苦労させられましたが、何とか皆さんにお届けできる野菜たちを揃えることができました。お楽しみください♪ 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 今年の春先は季節外れの低温と高温に見舞われ、野菜の成長も順調とはいきませんでした。すべてのお客様にお送りできない野菜もありますので、ご了承ください スナップエンドウ 甘くて味の濃いさやえんどうです。筋をとってからさっと色よく茹でて、サラダやお浸しで。炒め物や天ぷらも美味です! 新玉ねぎ 今年は何故かすべての株がとう立ち(花芽がつくこと)してしまいました。そのため芯の部分が固くなってしまっているものがあります。真ん中の固い部分は取り除いてください。芯以外は柔らかく瑞々しいので、サラダが最高。シンプルに塩とお酢に漬けるととっても美味なうえ、保存が効きます。 ケール キャベツの先祖と言われ、青汁の原料にもなるケールは、ビタミンやミネラルがとても豊富なスーパーフード。キャベツと同様刻んでサラダ、炒め物、煮物など幅広くお使いいただけます。キャベツとは一味違う食感をお楽しみください。...
あまぐも通信 2024年6月第2週 vol.2 【馬耕体験会報告】
夏野菜の植え付けを無事に一通り終えて、今週末はわれわれ雨土人主宰、2日間の【農耕馬イベント】を開催しました。天候にも恵まれ、総勢16人の愛すべきボランティアの仲間にも恵まれ、たくさんの参加者の方々と共に、昔は当たり前だった「馬と暮らすこと」とはなんなのか?を探る旅に出てみました。会場は山梨県北杜市ぴたら村。1日目は馬が引く馬車に乗せてもらったり、背中に乗せてもらったりしながら、風光明媚な白州町横手エリアで昔ながらの農村風景が残るコースを散策しました。 2日目は水を張った田植え前の田んぼで、馬に農器具を引っ張ってもらい、後ろから泥んこになって器具を支えながらついていくという、昔行われていた馬との田んぼ仕事の体験でした。大人も子供も全身泥まみれになりながら夢中で馬についていく姿は、まさに「日本人の原風景」の様相。人間の力だけでは到底実現できないスピードで、みるみる田んぼがトロトロになっていきました。 お昼は雨土人野菜とぴたら米で、ボランティアのみんなに用意してもらいました。料理上手ばかりで、豪華!夜は持ちより料理と銘酒を囲んで、賑やかに交流会を開きました。 いつもお世話になっている、長野県伊那市高遠の「うまや七福」のご家族をお招きしました。家族で馬と共に自給自足的な暮らしを営む横山家のみなさんは、馬と共に田畑を耕して絆を育み、馬がいる暮らしの中に、どんな子供も心地よく過ごせる居場所を作る活動をされている、愛にあふれた人たちです。 まだ機械が無かった時代、馬などの大型動物の力なしには、たくさんの人を養っていくことはできませんでした。馬の存在のおかげで、たくさんの仲間と共に満ち足りた食事ができ、心豊かな生活を送ることができる。そんな時代があったからこそ、現代でも、馬がその場にいるだけで空気がゆるみ、人が自然と集まり、初めて会う人同士がすぐに打ち解け合うことができるのかもしれません。 現在残る多くの古民家には、馬を飼う部屋があります。南東向き、朝一番に日が入り、冬は暖かく、夏の激しい西日を遮れる部屋をあてがわれ、常に家族に見守られながら、家族同然に大切に大切にされました。人は馬を機械のように使い倒すのではなく、心のある馬のペースを大事にすれば、お互いに信頼関係を築いていくことができます。日々、人も馬も切磋琢磨して成長しながら一緒に仕事ができるようになっていく。そんな素晴らしいパートナー。馬と暮らし、馬と働く技術を守る、笑顔素敵な横山家を、今後も熱く応援していきたいと思っています。ぴたら村でも、馬を飼いたい! うまや七福の活動は、以下のページにてうかがい知ることができます。ぜひのぞいてみてください。 うまや七福facebookページ:https://www.facebook.com/profile.php?id=100071532235098 高遠みんなの楽校Facebookページ: https://www.facebook.com/profile.php?id=100089654581024 さて!今週は初夏の野菜が盛りだくさんとなりました。今年の春も気候が安定せず、3月は寒く、4月は猛暑というお天気に苦労させられましたが、何とか皆さんにお届けできる野菜たちを揃えることができました。お楽しみください♪ 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 今年の春先は季節外れの低温と高温に見舞われ、野菜の成長も順調とはいきませんでした。すべてのお客様にお送りできない野菜もありますので、ご了承ください スナップエンドウ 甘くて味の濃いさやえんどうです。筋をとってからさっと色よく茹でて、サラダやお浸しで。炒め物や天ぷらも美味です! 新玉ねぎ 今年は何故かすべての株がとう立ち(花芽がつくこと)してしまいました。そのため芯の部分が固くなってしまっているものがあります。真ん中の固い部分は取り除いてください。芯以外は柔らかく瑞々しいので、サラダが最高。シンプルに塩とお酢に漬けるととっても美味なうえ、保存が効きます。 ケール キャベツの先祖と言われ、青汁の原料にもなるケールは、ビタミンやミネラルがとても豊富なスーパーフード。キャベツと同様刻んでサラダ、炒め物、煮物など幅広くお使いいただけます。キャベツとは一味違う食感をお楽しみください。...
あまぐも通信 2024年6月第1週 vol.1
目には青葉、山ほととぎす、初鰹。 みなさん、お久しぶりです!長い準備期間を経て、ついにこの時を迎えられたことを、とても嬉しく思っています。新しい拠点、新しい暮らしとなりつつも、いつも通り季節の巡りの中で仕事ができることが、最大の喜びです。これからもみなさんと一緒に、豊かな食の未来を作り上げていけたらと思っています。 雨土人の畑は白州と隣の武川町の2か所にあり、どちらも甲斐駒ヶ岳の銘水の水系。3000m級の霊山であるこの甲斐駒ヶ岳の伏流水に育まれた豊かな土壌で野菜が育ちます。最近はラディッシュやこかぶ、エンドウやズッキーニが穫れ始めましたが、どれも味が濃く、塩もみだけ、焼くだけ、茹でて醤油だけ、のようにシンプルに野菜の味を楽しんでいます。1歳8か月の娘に至っては、生のままのエンドウの鞘を割って中の小さな豆だけを永遠に食べ続けるのにハマり中^^;ある意味一番の贅沢かもしれません。。 さて!今週は初夏の野菜が盛りだくさんとなりました。今年の春も気候が安定せず、3月は寒く、4月は猛暑というお天気に苦労させられましたが、何とか皆さんにお届けできる野菜たちを揃えることができました。お楽しみください♪ 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 今年の春先は季節外れの低温と高温に見舞われ、野菜の成長も順調とはいきませんでした。すべてのお客様にお送りできない野菜もありますので、ご了承ください スナップエンドウ 甘くて味の濃いさやえんどうです。筋をとってからさっと色よく茹でて、サラダやお浸しで。炒め物や天ぷらも美味です! 新玉ねぎ 今年は何故かすべての株がとう立ち(花芽がつくこと)してしまいました。そのため芯の部分が固くなってしまっています。真ん中の固い部分は取り除いてください。芯以外は柔らかく瑞々しいので、サラダが最高。シンプルに塩とお酢に漬けるととっても美味なうえ、保存が効きます。 ケール キャベツの先祖と言われ、青汁の原料にもなるケールは、ビタミンやミネラルがとても豊富なスーパーフード。キャベツと同様刻んでサラダ、炒め物、煮物など幅広くお使いいただけます。キャベツとは一味違う食感をお楽しみください。 わさび菜 その名の通り、ワサビのようなピリッとした辛みと、生でも柔らかな食感がおいしい葉野菜です。茹でる場合は80℃の低温で1分だけさっと茹でて水に放って冷ませば、辛みと香りが引き立ち、醤油をかけるだけでおいしいお浸しの出来上がりです♪ 水菜 細い茎のシャキシャキ食感が特徴の京野菜。繊維が固めなので塩もみして少ししんなりさせてサラダに。汁の具や、煮物などに色と食感のアクセントを添えられます。 小松菜 葉が大きく柔らかい定番葉野菜小松菜はミネラルが豊富です。サッと色よく茹でてから、お浸しやみそ汁の具に。根部と唐辛子と共に浅漬けも、意外とおいしいですよ♪ チンゲンサイ 日本では代表的な中国野菜。火が通りやすく、さっと炒めるだけで柔らかくシャキシャキとした食感を楽しむことができます。 レッドマスタード 赤紫の葉の色が美しい、珍しい葉野菜です。ピリッと辛く、生でサラダのアクセントに。茹でると色が抜けますが、小松菜やわさび菜のように利用できます。 こかぶ 甘くて瑞々しいこかぶ♪実の部分も葉の部分も大変美味です。薄くスライスして塩もみすると柔らかく、少し厚めに切ってフライパンでじっくり焼くと、ジュワッとジューシー。葉は塩もみするだけでも美味しくいただけます。 ズッキーニ...
あまぐも通信 2024年6月第1週 vol.1
目には青葉、山ほととぎす、初鰹。 みなさん、お久しぶりです!長い準備期間を経て、ついにこの時を迎えられたことを、とても嬉しく思っています。新しい拠点、新しい暮らしとなりつつも、いつも通り季節の巡りの中で仕事ができることが、最大の喜びです。これからもみなさんと一緒に、豊かな食の未来を作り上げていけたらと思っています。 雨土人の畑は白州と隣の武川町の2か所にあり、どちらも甲斐駒ヶ岳の銘水の水系。3000m級の霊山であるこの甲斐駒ヶ岳の伏流水に育まれた豊かな土壌で野菜が育ちます。最近はラディッシュやこかぶ、エンドウやズッキーニが穫れ始めましたが、どれも味が濃く、塩もみだけ、焼くだけ、茹でて醤油だけ、のようにシンプルに野菜の味を楽しんでいます。1歳8か月の娘に至っては、生のままのエンドウの鞘を割って中の小さな豆だけを永遠に食べ続けるのにハマり中^^;ある意味一番の贅沢かもしれません。。 さて!今週は初夏の野菜が盛りだくさんとなりました。今年の春も気候が安定せず、3月は寒く、4月は猛暑というお天気に苦労させられましたが、何とか皆さんにお届けできる野菜たちを揃えることができました。お楽しみください♪ 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 今年の春先は季節外れの低温と高温に見舞われ、野菜の成長も順調とはいきませんでした。すべてのお客様にお送りできない野菜もありますので、ご了承ください スナップエンドウ 甘くて味の濃いさやえんどうです。筋をとってからさっと色よく茹でて、サラダやお浸しで。炒め物や天ぷらも美味です! 新玉ねぎ 今年は何故かすべての株がとう立ち(花芽がつくこと)してしまいました。そのため芯の部分が固くなってしまっています。真ん中の固い部分は取り除いてください。芯以外は柔らかく瑞々しいので、サラダが最高。シンプルに塩とお酢に漬けるととっても美味なうえ、保存が効きます。 ケール キャベツの先祖と言われ、青汁の原料にもなるケールは、ビタミンやミネラルがとても豊富なスーパーフード。キャベツと同様刻んでサラダ、炒め物、煮物など幅広くお使いいただけます。キャベツとは一味違う食感をお楽しみください。 わさび菜 その名の通り、ワサビのようなピリッとした辛みと、生でも柔らかな食感がおいしい葉野菜です。茹でる場合は80℃の低温で1分だけさっと茹でて水に放って冷ませば、辛みと香りが引き立ち、醤油をかけるだけでおいしいお浸しの出来上がりです♪ 水菜 細い茎のシャキシャキ食感が特徴の京野菜。繊維が固めなので塩もみして少ししんなりさせてサラダに。汁の具や、煮物などに色と食感のアクセントを添えられます。 小松菜 葉が大きく柔らかい定番葉野菜小松菜はミネラルが豊富です。サッと色よく茹でてから、お浸しやみそ汁の具に。根部と唐辛子と共に浅漬けも、意外とおいしいですよ♪ チンゲンサイ 日本では代表的な中国野菜。火が通りやすく、さっと炒めるだけで柔らかくシャキシャキとした食感を楽しむことができます。 レッドマスタード 赤紫の葉の色が美しい、珍しい葉野菜です。ピリッと辛く、生でサラダのアクセントに。茹でると色が抜けますが、小松菜やわさび菜のように利用できます。 こかぶ 甘くて瑞々しいこかぶ♪実の部分も葉の部分も大変美味です。薄くスライスして塩もみすると柔らかく、少し厚めに切ってフライパンでじっくり焼くと、ジュワッとジューシー。葉は塩もみするだけでも美味しくいただけます。 ズッキーニ...
2024年6月より野菜セット発送開始します。
ぴたらファーム13年の活動を経て、 2024年「雨土人」という屋号で独立しました。 ぴたらファームで培った自然農法の野菜栽培ノウハウや野菜セット宅配の経験を活かして、自然のまんまの野菜を皆さんの食卓へ届けます。 野菜だけでなく、私たち家族が暮らしで大切にしてるものや、北杜市の良い逸品も一緒にお届けできればと思っています。 これからもよろしくお願いします。
2024年6月より野菜セット発送開始します。
ぴたらファーム13年の活動を経て、 2024年「雨土人」という屋号で独立しました。 ぴたらファームで培った自然農法の野菜栽培ノウハウや野菜セット宅配の経験を活かして、自然のまんまの野菜を皆さんの食卓へ届けます。 野菜だけでなく、私たち家族が暮らしで大切にしてるものや、北杜市の良い逸品も一緒にお届けできればと思っています。 これからもよろしくお願いします。