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あまぐも通信 2024年9月第4週 vol.16

あまぐも通信 2024年9月第4週 vol.16

  秋分を過ぎて、朝晩が冷え込むようになってきました。朝方は少し寒いと感じるくらいなので、薄い羽毛布団を出して、ここ数日は薄いセーターを着て寝ています。ただ、昼間の暑さは尋常ではありません。。 農家をしていると、天気や気温の事ばかり気になって、仲間ともその話題でもちきりです。特に今年は、9月中もいつまでも暑い日が続くので秋の野菜づくりがとても難しくなっています。暑すぎる中でタネを蒔くと発芽しなかったり、発芽しても虫に平らげられてしまったり。。かといって涼しくなるのを待って遅くタネを蒔けば十分成長する前に極寒の冬が来てしまいます。今までにない気候に皆戸惑っており、今年は農家同士、お互いに助け合いが必要になりそうです。 10月ごろまで残暑が続くという噂もありますが、気温の変化も激しくなりそうなので、皆さま体調には十分気をつけてお過ごしください。 さて、今週の野菜セットの内容です。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 ゴーヤ 涼しい気候のため毎年穫れ始めは夏の終わりになりがちなゴーヤ。新鮮なゴーヤは苦みが少なく、塩もみしてギュッと絞れば生でも美味。ポン酢や鰹節でさっぱりと。ワタを取らずにそのままワタごと天ぷらも美味です!タネがカリッと香ばしく、ナッツのような香りが楽しめます。 インゲン 長年種を繋いでいる、越谷インゲンという品種です。大きめで収穫しても柔らかく、適度な歯ごたえとほのかな甘みがおいしい、昔ながらのインゲンです。色よくゆでて味噌やマヨネーズにディップすれば、インゲンの香りを楽しめます。天ぷらや炒め物も◎   なす 「秋ナスは嫁に食わすな」と昔から言われていますが、是非みなさんに味わっていただきたい、味が乗ったナスです。 現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種。油との相性が非常によく、定番の揚げ物やみそ炒めが美味。皮が柔らかいので生食も!ほのかな甘みがあり塩もみして浅漬けにするとコリコリとおいしいお漬物になります♪ 緑色のナスは青ナスという、火を入れると果肉がトロ―リおいしいナスです。おすすめは唐揚げ。塩で水を切ってから唐揚げダレに10分ほど漬け込み、片栗粉をまぶして揚げるだけ。これが本当に最高なので、是非お試しください!   コリンキー 目の覚めるようなレモンイエローが魅力の、かぼちゃの仲間です。生のままで皮も種も食べられるので、薄切りや細切りにしてサラダに。ローストしたり、煮物も美味です。独特の香りがあり、クセになりますよ♪   十六ササゲ ながーいインゲンのような野菜はササゲという、マメ科の野菜です。柔らかくてスジが無いので、インゲンと同じように使えます。ササゲ特有の風味があり、茹でてから切り分けて和え物、お浸し、炒め物、煮物、天ぷらなどでおいしくいただけます♪ ベビーリーフ 順調に育っている葉物野菜の中から、順次間引き収穫をしたものをお届けいたします。まだ若々しい葉は柔らかく、味が凝縮して大変美味です。是非サラダにしてお楽しみください。 今回は山東菜という結球しないタイプの白菜と、ベビーレタスの2種です。   じゃがいも ※表面に虫食いがあり、その部分が黒くなってしまっていますので、取り除いてお召し上がりください。虫食いがある分増量してお届けしております。ご了承ください。 十勝コガネという品種で、じゃがいも界の中では万能・堅実という印象。煮ても焼いても上げてもとても美味しく、貯蔵性が高いので重宝しています。丸ごと茹でてからじゃがいもに割れ目ができる程度に軽く潰し、オイルやバターをかけて焦げ目がつく程度にローストする料理が好きです。 ラディッシュ...

あまぐも通信 2024年9月第4週 vol.16

  秋分を過ぎて、朝晩が冷え込むようになってきました。朝方は少し寒いと感じるくらいなので、薄い羽毛布団を出して、ここ数日は薄いセーターを着て寝ています。ただ、昼間の暑さは尋常ではありません。。 農家をしていると、天気や気温の事ばかり気になって、仲間ともその話題でもちきりです。特に今年は、9月中もいつまでも暑い日が続くので秋の野菜づくりがとても難しくなっています。暑すぎる中でタネを蒔くと発芽しなかったり、発芽しても虫に平らげられてしまったり。。かといって涼しくなるのを待って遅くタネを蒔けば十分成長する前に極寒の冬が来てしまいます。今までにない気候に皆戸惑っており、今年は農家同士、お互いに助け合いが必要になりそうです。 10月ごろまで残暑が続くという噂もありますが、気温の変化も激しくなりそうなので、皆さま体調には十分気をつけてお過ごしください。 さて、今週の野菜セットの内容です。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 ゴーヤ 涼しい気候のため毎年穫れ始めは夏の終わりになりがちなゴーヤ。新鮮なゴーヤは苦みが少なく、塩もみしてギュッと絞れば生でも美味。ポン酢や鰹節でさっぱりと。ワタを取らずにそのままワタごと天ぷらも美味です!タネがカリッと香ばしく、ナッツのような香りが楽しめます。 インゲン 長年種を繋いでいる、越谷インゲンという品種です。大きめで収穫しても柔らかく、適度な歯ごたえとほのかな甘みがおいしい、昔ながらのインゲンです。色よくゆでて味噌やマヨネーズにディップすれば、インゲンの香りを楽しめます。天ぷらや炒め物も◎   なす 「秋ナスは嫁に食わすな」と昔から言われていますが、是非みなさんに味わっていただきたい、味が乗ったナスです。 現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種。油との相性が非常によく、定番の揚げ物やみそ炒めが美味。皮が柔らかいので生食も!ほのかな甘みがあり塩もみして浅漬けにするとコリコリとおいしいお漬物になります♪ 緑色のナスは青ナスという、火を入れると果肉がトロ―リおいしいナスです。おすすめは唐揚げ。塩で水を切ってから唐揚げダレに10分ほど漬け込み、片栗粉をまぶして揚げるだけ。これが本当に最高なので、是非お試しください!   コリンキー 目の覚めるようなレモンイエローが魅力の、かぼちゃの仲間です。生のままで皮も種も食べられるので、薄切りや細切りにしてサラダに。ローストしたり、煮物も美味です。独特の香りがあり、クセになりますよ♪   十六ササゲ ながーいインゲンのような野菜はササゲという、マメ科の野菜です。柔らかくてスジが無いので、インゲンと同じように使えます。ササゲ特有の風味があり、茹でてから切り分けて和え物、お浸し、炒め物、煮物、天ぷらなどでおいしくいただけます♪ ベビーリーフ 順調に育っている葉物野菜の中から、順次間引き収穫をしたものをお届けいたします。まだ若々しい葉は柔らかく、味が凝縮して大変美味です。是非サラダにしてお楽しみください。 今回は山東菜という結球しないタイプの白菜と、ベビーレタスの2種です。   じゃがいも ※表面に虫食いがあり、その部分が黒くなってしまっていますので、取り除いてお召し上がりください。虫食いがある分増量してお届けしております。ご了承ください。 十勝コガネという品種で、じゃがいも界の中では万能・堅実という印象。煮ても焼いても上げてもとても美味しく、貯蔵性が高いので重宝しています。丸ごと茹でてからじゃがいもに割れ目ができる程度に軽く潰し、オイルやバターをかけて焦げ目がつく程度にローストする料理が好きです。 ラディッシュ...

あまぐも通信 2024年9月第3週 vol.15

あまぐも通信 2024年9月第3週 vol.15

 先日長野県箕輪町で開催された、スマート農業フェアというイベントに、お手伝いとして参加してきました。 ドローンや、最新鋭の農業機械の展示や体験ブースが並ぶ中、なんと馬耕体験のブースとしてうまや七福さんが呼ばれており、子どもや大人と一緒に犂(すき)を支えて馬とともに働く体験ができました。 私はその体験のお手伝いとして1日ご一緒させていただいたのですが、子ども連れの方がたくさん来てくださり、未来を担う子どもたちにたくさん感じてもらえました。 人間の力では引っ張るのにとても苦労する犂を軽々と引き、作業を自分で覚えてくれ、近くに生えている草を食べるだけで働くことができる馬の力を借りる馬耕は、ある意味最高のスマート農業かもしれません。 人間よりも遥か昔から地球上に存在し、草を食べるだけで人間よりも遥かに大きな力を発揮することができる馬は、とても賢く、人を癒す力もあります。間近で馬と触れ合い、息遣いを感じ、共同作業もできる馬耕体験で、子どもたちはどんな気持ちになったのだろう?と気になりますが、きっと言葉にならない大事なことを感じていたはず! 大人にとっても、先祖から受け継がれ忘れていた感覚が呼び起こされる、貴重な体験です。 未来の農業を考えるというテーマで開催されたスマート農業フェアで、馬耕体験ブースが作られるという、素晴らしい主催者さんの計らいに拍手ですが、馬耕が少しづつですが未来の農業として認められてきていることを嬉しく思います。 今回賑やかしとして、私はひょっとこのお面を被って体験のサポートをしましたが、驚いたことに、ひょっとこ馬耕の姿が地元紙に掲載されました!ひょっとこの動きには、かれこれ7年くらい稽古をつけていただいているさんさ踊りのエッセンスを取り入れてみました。 春先に白州で馬耕体験会をさせてくださったうまや七福の横山家はとても素敵なご家族で、会うたびに癒されます。馬耕体験を各地でされているので、ぜひチェックしてみてください。 さて、今週の野菜セットの内容です。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 ゴーヤ 涼しい気候のため毎年穫れ始めは夏の終わりになりがちなゴーヤ。新鮮なゴーヤは苦みが少なく、塩もみしてギュッと絞れば生でも美味。ポン酢や鰹節でさっぱりと。ワタを取らずにそのままワタごと天ぷらも美味です! インゲン 長年種を繋いでいる、越谷インゲンという品種です。大きめで収穫しても柔らかく、適度な歯ごたえとほのかな甘みがおいしい、昔ながらのインゲンです。色よくゆでて味噌やマヨネーズにディップすれば、インゲンの香りを楽しめます。天ぷらや炒め物も◎   なす 雨が多いおかげでようやくピークを迎えました。現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種です。油との相性が非常によく、定番の揚げ物やみそ炒めが美味。皮が柔らかいので生食も!ほのかな甘みがあり塩もみして浅漬けにするとコリコリとおいしいお漬物になります♪ 緑色のナスは青ナスという、火を入れると果肉がトロ―リおいしいナスです。おすすめは唐揚げ。塩で水を切ってから唐揚げダレに10分ほど漬け込み、片栗粉をまぶして揚げるだけ。これが本当に最高なので、是非お試しください!   コリンキー 目の覚めるようなレモンイエローが魅力の、かぼちゃの仲間です。生のままで皮も種も食べられるので、薄切りや細切りにしてサラダに。ローストしたり、煮物も美味です。独特の香りがあり、クセになりますよ♪   十六ササゲ ながーいインゲンのような野菜はササゲという、マメ科の野菜です。柔らかくてスジが無いので、インゲンと同じように使えます。ササゲ特有の風味があり、茹でてから切り分けて和え物、お浸し、炒め物、煮物、天ぷらなどでおいしくいただけます♪   モロヘイヤ 栄養価が非常に高いネバネバ野菜で、暑さでばてた体に、高い疲労回復効果が♪茎から葉をとってさっと茹でてから刻むと、ネバネバが出てきます。納豆と和えたりトマトに絡ませて。スープに入れる場合は下茹では不要。とろとろとしたおいしいスープになります。  ...

あまぐも通信 2024年9月第3週 vol.15

 先日長野県箕輪町で開催された、スマート農業フェアというイベントに、お手伝いとして参加してきました。 ドローンや、最新鋭の農業機械の展示や体験ブースが並ぶ中、なんと馬耕体験のブースとしてうまや七福さんが呼ばれており、子どもや大人と一緒に犂(すき)を支えて馬とともに働く体験ができました。 私はその体験のお手伝いとして1日ご一緒させていただいたのですが、子ども連れの方がたくさん来てくださり、未来を担う子どもたちにたくさん感じてもらえました。 人間の力では引っ張るのにとても苦労する犂を軽々と引き、作業を自分で覚えてくれ、近くに生えている草を食べるだけで働くことができる馬の力を借りる馬耕は、ある意味最高のスマート農業かもしれません。 人間よりも遥か昔から地球上に存在し、草を食べるだけで人間よりも遥かに大きな力を発揮することができる馬は、とても賢く、人を癒す力もあります。間近で馬と触れ合い、息遣いを感じ、共同作業もできる馬耕体験で、子どもたちはどんな気持ちになったのだろう?と気になりますが、きっと言葉にならない大事なことを感じていたはず! 大人にとっても、先祖から受け継がれ忘れていた感覚が呼び起こされる、貴重な体験です。 未来の農業を考えるというテーマで開催されたスマート農業フェアで、馬耕体験ブースが作られるという、素晴らしい主催者さんの計らいに拍手ですが、馬耕が少しづつですが未来の農業として認められてきていることを嬉しく思います。 今回賑やかしとして、私はひょっとこのお面を被って体験のサポートをしましたが、驚いたことに、ひょっとこ馬耕の姿が地元紙に掲載されました!ひょっとこの動きには、かれこれ7年くらい稽古をつけていただいているさんさ踊りのエッセンスを取り入れてみました。 春先に白州で馬耕体験会をさせてくださったうまや七福の横山家はとても素敵なご家族で、会うたびに癒されます。馬耕体験を各地でされているので、ぜひチェックしてみてください。 さて、今週の野菜セットの内容です。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 ゴーヤ 涼しい気候のため毎年穫れ始めは夏の終わりになりがちなゴーヤ。新鮮なゴーヤは苦みが少なく、塩もみしてギュッと絞れば生でも美味。ポン酢や鰹節でさっぱりと。ワタを取らずにそのままワタごと天ぷらも美味です! インゲン 長年種を繋いでいる、越谷インゲンという品種です。大きめで収穫しても柔らかく、適度な歯ごたえとほのかな甘みがおいしい、昔ながらのインゲンです。色よくゆでて味噌やマヨネーズにディップすれば、インゲンの香りを楽しめます。天ぷらや炒め物も◎   なす 雨が多いおかげでようやくピークを迎えました。現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種です。油との相性が非常によく、定番の揚げ物やみそ炒めが美味。皮が柔らかいので生食も!ほのかな甘みがあり塩もみして浅漬けにするとコリコリとおいしいお漬物になります♪ 緑色のナスは青ナスという、火を入れると果肉がトロ―リおいしいナスです。おすすめは唐揚げ。塩で水を切ってから唐揚げダレに10分ほど漬け込み、片栗粉をまぶして揚げるだけ。これが本当に最高なので、是非お試しください!   コリンキー 目の覚めるようなレモンイエローが魅力の、かぼちゃの仲間です。生のままで皮も種も食べられるので、薄切りや細切りにしてサラダに。ローストしたり、煮物も美味です。独特の香りがあり、クセになりますよ♪   十六ササゲ ながーいインゲンのような野菜はササゲという、マメ科の野菜です。柔らかくてスジが無いので、インゲンと同じように使えます。ササゲ特有の風味があり、茹でてから切り分けて和え物、お浸し、炒め物、煮物、天ぷらなどでおいしくいただけます♪   モロヘイヤ 栄養価が非常に高いネバネバ野菜で、暑さでばてた体に、高い疲労回復効果が♪茎から葉をとってさっと茹でてから刻むと、ネバネバが出てきます。納豆と和えたりトマトに絡ませて。スープに入れる場合は下茹では不要。とろとろとしたおいしいスープになります。  ...

あまぐも通信 2024年9月第2週 vol.14

あまぐも通信 2024年9月第2週 vol.14

  先週は鎌倉で行われたイベントに参加するためにプチ帰省をしており、ブログ更新をお休みしてしまいましたが、また張り切ってこちらの様子を綴りたいと思います。 いよいよ秋!と思いきや暑い日が続いていますが、自然の中では着実に秋の便りが届き始めています。 まずは秋の代名詞、栗。 近所の農家さんが所有している広い栗林に栗を拾いに行きました。 栗のイガを足でこじ開けながら、中の栗の実を取り出して拾います。 立派な栗の木が立ち並ぶ栗林はスーッとすずしく、栗拾いがはかどります。 猿が栗を狙ってやってきているようで、農家さんは猿との競争だと言っていました。 たくさん穫れたので、茹で栗にして冷凍保存しています。 ホクホクして、そのままサラダやパスタの具材にしたり、栗ご飯にしたり、娘も大好きで、おやつには最高です。 簡単で上手な栗の茹で方を書いておきます。 1.生栗を水に1時間くらい浸す。虫殺しとアク抜きのため。 2.水に塩を一つまみ入れて火にかけ、沸騰したら栗を入れる。 3.中火で茹で、10分経ったら弱火にして20分ほど茹でる。 4.ざるに揚げて冷ましたら、包丁で栗のお尻の端を切り、そこをきっかけに側面の鬼皮も剥く。 5.渋皮も同じようにお尻から側面に向かって剥く。 栗が手に入った際はぜひ試してみてください^^ 先週は鎌倉駅の近くで「シェアリビングスペース」という新しい試みをされているNIHOさんにて行われた、防災ワークショップに参加してきました。 鎌倉での被災を想定して、山梨から炊き出しに駆け付けたぴたらメーンバーとして呼ばれました。ぴたら村メンバーと共に野菜とお米を持って駆け付け、野菜たっぷりカレーをふるまいました。 防災ワークショップでは防災士の方と一緒に津波や地震に遭ったときにどのように行動するか、色々な被災場所を想定してシミュレーションをしました。防災食を食べてみたり防災用アルミシートを実際に使って使用感を試してみたりと、和やかながらも真剣に取り組む時間になりました。 普段の暮らしの中では被災したときのことを考えることはほとんどなく、自分も防災バッグを用意しているだけなのですが、皆で集まって話してみると、実際にどんなことが起こり、自分がどんな状態になりうるか、イメージが湧いてきました。 この投稿をInstagramで見る NIHO kamakura(@niho.kamakura)がシェアした投稿 防災士の方はフリーで活動している方で、各地で防災訓練の講師をされていたり、インスタグラム(まこぴ|防災をHappyに伝える防災士(@makopi_to_bosai) • Instagram写真と動画)で暮らしの中の防災のことを楽しく発信されています。 農家として参加した感想としては、「防災と農はとても密接に繋がっている」ということを感じました。 普段から自分で野菜を作ったり、近くの農家さんや遠くの農家さんとのつながりを築いておく。普段から食糧生産に何らかの形で繋がっておくことで、天災により食糧不足に陥ってしまった時でも、生きていくのに絶対に必要な食糧は、農家とのつながりのある人から優先的に供給されていくことになるでしょう。農家的にも、普段からお世話になっている人に、いち早く手を差し伸べたいと思うものです。 「繋がり」が大事なのは農家だけではなく、近隣の人とのつながりもとても大切です。震災で家に帰れなくなったり、家が倒壊してしまったときに駆け込める場所。それは普段からお互いに何かと助け合ったり、お世話になっている信頼できる仲間や、隣人かもしれません。何でも買えば手に入る現代、なかなかちょっとしたことで助けあうということが生まれにくい時代ですが、なにかしら自分が気になることや必要なことや趣味でも、なにかしらのコミュニティに所属してお互いに助け合ったりすることが、何かあったときの大きな助け合いに繋がります。...

あまぐも通信 2024年9月第2週 vol.14

  先週は鎌倉で行われたイベントに参加するためにプチ帰省をしており、ブログ更新をお休みしてしまいましたが、また張り切ってこちらの様子を綴りたいと思います。 いよいよ秋!と思いきや暑い日が続いていますが、自然の中では着実に秋の便りが届き始めています。 まずは秋の代名詞、栗。 近所の農家さんが所有している広い栗林に栗を拾いに行きました。 栗のイガを足でこじ開けながら、中の栗の実を取り出して拾います。 立派な栗の木が立ち並ぶ栗林はスーッとすずしく、栗拾いがはかどります。 猿が栗を狙ってやってきているようで、農家さんは猿との競争だと言っていました。 たくさん穫れたので、茹で栗にして冷凍保存しています。 ホクホクして、そのままサラダやパスタの具材にしたり、栗ご飯にしたり、娘も大好きで、おやつには最高です。 簡単で上手な栗の茹で方を書いておきます。 1.生栗を水に1時間くらい浸す。虫殺しとアク抜きのため。 2.水に塩を一つまみ入れて火にかけ、沸騰したら栗を入れる。 3.中火で茹で、10分経ったら弱火にして20分ほど茹でる。 4.ざるに揚げて冷ましたら、包丁で栗のお尻の端を切り、そこをきっかけに側面の鬼皮も剥く。 5.渋皮も同じようにお尻から側面に向かって剥く。 栗が手に入った際はぜひ試してみてください^^ 先週は鎌倉駅の近くで「シェアリビングスペース」という新しい試みをされているNIHOさんにて行われた、防災ワークショップに参加してきました。 鎌倉での被災を想定して、山梨から炊き出しに駆け付けたぴたらメーンバーとして呼ばれました。ぴたら村メンバーと共に野菜とお米を持って駆け付け、野菜たっぷりカレーをふるまいました。 防災ワークショップでは防災士の方と一緒に津波や地震に遭ったときにどのように行動するか、色々な被災場所を想定してシミュレーションをしました。防災食を食べてみたり防災用アルミシートを実際に使って使用感を試してみたりと、和やかながらも真剣に取り組む時間になりました。 普段の暮らしの中では被災したときのことを考えることはほとんどなく、自分も防災バッグを用意しているだけなのですが、皆で集まって話してみると、実際にどんなことが起こり、自分がどんな状態になりうるか、イメージが湧いてきました。 この投稿をInstagramで見る NIHO kamakura(@niho.kamakura)がシェアした投稿 防災士の方はフリーで活動している方で、各地で防災訓練の講師をされていたり、インスタグラム(まこぴ|防災をHappyに伝える防災士(@makopi_to_bosai) • Instagram写真と動画)で暮らしの中の防災のことを楽しく発信されています。 農家として参加した感想としては、「防災と農はとても密接に繋がっている」ということを感じました。 普段から自分で野菜を作ったり、近くの農家さんや遠くの農家さんとのつながりを築いておく。普段から食糧生産に何らかの形で繋がっておくことで、天災により食糧不足に陥ってしまった時でも、生きていくのに絶対に必要な食糧は、農家とのつながりのある人から優先的に供給されていくことになるでしょう。農家的にも、普段からお世話になっている人に、いち早く手を差し伸べたいと思うものです。 「繋がり」が大事なのは農家だけではなく、近隣の人とのつながりもとても大切です。震災で家に帰れなくなったり、家が倒壊してしまったときに駆け込める場所。それは普段からお互いに何かと助け合ったり、お世話になっている信頼できる仲間や、隣人かもしれません。何でも買えば手に入る現代、なかなかちょっとしたことで助けあうということが生まれにくい時代ですが、なにかしら自分が気になることや必要なことや趣味でも、なにかしらのコミュニティに所属してお互いに助け合ったりすることが、何かあったときの大きな助け合いに繋がります。...

あまぐも通信 2024年8月第4週 vol.13

あまぐも通信 2024年8月第4週 vol.13

各地で台風が猛威を振るっておりますが、皆さまのご無事を願っています。 こちらはまだ風も雨もそこまで強くなく、穏やかな雨の日が続いています。 時折顔を出す強い日差しに焼かれそうになりますが、天気が悪いせいもあって涼しい風が吹いています。湿度もそこまで高くなく、秋がすぐそこに来ているような雰囲気の八ヶ岳です。先日、今年初の栗を拾って茹でていただきました。秋の味覚がとても嬉しいです。 台風が過ぎ去ったら、秋が来るのかと期待してしまいますが、きっとまだしばらくは暑い日が続くのでしょうね。 秋は一年のうちでも大好きな季節ですが、お米の収穫や根菜の収穫など、重労働が多い季節でもあります。夏の間バリバリ動いて疲れた体を、今、束の間の農閑期の間にしっかりと休めます。 季節の変わり目で体調を崩しやすい時期、皆さん体を冷やさぬように気をつけてお過ごしください。 さて、今週の野菜セットの内容です。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 ゴーヤ 涼しい気候のため毎年穫れ始めは夏の終わりになりがちなゴーヤ。ようやく穫れ始めてきました。新鮮なゴーヤは苦みが少なく、塩もみしてギュッと絞れば生でも美味。ポン酢や鰹節でさっぱりと。ワタを取らずにそのままワタごと天ぷらも美味です! インゲン 長年種を繋いでいる、越谷インゲンという品種です。大きめで収穫しても柔らかく、適度な歯ごたえとほのかな甘みがおいしい、昔ながらのインゲンです。色よくゆでて味噌やマヨネーズにディップすれば、インゲンの香りを楽しめます。天ぷらや炒め物も◎   なす 雨が多いおかげでようやくピークを迎えました。現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種です。油との相性が非常によく、定番の揚げ物やみそ炒めが美味。皮が柔らかいので生食も!ほのかな甘みがあり塩もみして浅漬けにするとコリコリとおいしいお漬物になります♪ 緑色のナスは青ナスという、火を入れると果肉がトロ―リおいしいナスです。おすすめは唐揚げ。塩で水を切ってから唐揚げダレに10分ほど漬け込み、片栗粉をまぶして揚げるだけ。これが本当に最高なので、是非お試しください!   コリンキー 目の覚めるようなレモンイエローが魅力の、かぼちゃの仲間です。生のままで皮も種も食べられるので、薄切りや細切りにしてサラダに。ローストしたり、煮物も美味です。独特の香りがあり、クセになりますよ♪   十六ササゲ ながーいインゲンのような野菜はササゲという、マメ科の野菜です。柔らかくてスジが無いので、インゲンと同じように使えます。ササゲ特有の風味があり、茹でてから切り分けて和え物、お浸し、炒め物、煮物、天ぷらなどでおいしくいただけます♪   モロヘイヤ 栄養価が非常に高いネバネバ野菜で、暑さでばてた体に、高い疲労回復効果が♪茎から葉をとってさっと茹でてから刻むと、ネバネバが出てきます。納豆と和えたりトマトに絡ませて。スープに入れる場合は下茹では不要。とろとろとしたおいしいスープになります。   人参 今年はゆっくりと育っている人参。小さめですが、薫り高く甘みの詰まった人参ができました。コリコリと柔らかい人参は、火をじっくり通すことで甘みが増します。ソテーやロースト、衣をつけて人参カツも美味です。葉は筋が固いので、柔らかい葉先の部分だけご利用ください。 ミニトマト...

あまぐも通信 2024年8月第4週 vol.13

各地で台風が猛威を振るっておりますが、皆さまのご無事を願っています。 こちらはまだ風も雨もそこまで強くなく、穏やかな雨の日が続いています。 時折顔を出す強い日差しに焼かれそうになりますが、天気が悪いせいもあって涼しい風が吹いています。湿度もそこまで高くなく、秋がすぐそこに来ているような雰囲気の八ヶ岳です。先日、今年初の栗を拾って茹でていただきました。秋の味覚がとても嬉しいです。 台風が過ぎ去ったら、秋が来るのかと期待してしまいますが、きっとまだしばらくは暑い日が続くのでしょうね。 秋は一年のうちでも大好きな季節ですが、お米の収穫や根菜の収穫など、重労働が多い季節でもあります。夏の間バリバリ動いて疲れた体を、今、束の間の農閑期の間にしっかりと休めます。 季節の変わり目で体調を崩しやすい時期、皆さん体を冷やさぬように気をつけてお過ごしください。 さて、今週の野菜セットの内容です。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 ゴーヤ 涼しい気候のため毎年穫れ始めは夏の終わりになりがちなゴーヤ。ようやく穫れ始めてきました。新鮮なゴーヤは苦みが少なく、塩もみしてギュッと絞れば生でも美味。ポン酢や鰹節でさっぱりと。ワタを取らずにそのままワタごと天ぷらも美味です! インゲン 長年種を繋いでいる、越谷インゲンという品種です。大きめで収穫しても柔らかく、適度な歯ごたえとほのかな甘みがおいしい、昔ながらのインゲンです。色よくゆでて味噌やマヨネーズにディップすれば、インゲンの香りを楽しめます。天ぷらや炒め物も◎   なす 雨が多いおかげでようやくピークを迎えました。現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種です。油との相性が非常によく、定番の揚げ物やみそ炒めが美味。皮が柔らかいので生食も!ほのかな甘みがあり塩もみして浅漬けにするとコリコリとおいしいお漬物になります♪ 緑色のナスは青ナスという、火を入れると果肉がトロ―リおいしいナスです。おすすめは唐揚げ。塩で水を切ってから唐揚げダレに10分ほど漬け込み、片栗粉をまぶして揚げるだけ。これが本当に最高なので、是非お試しください!   コリンキー 目の覚めるようなレモンイエローが魅力の、かぼちゃの仲間です。生のままで皮も種も食べられるので、薄切りや細切りにしてサラダに。ローストしたり、煮物も美味です。独特の香りがあり、クセになりますよ♪   十六ササゲ ながーいインゲンのような野菜はササゲという、マメ科の野菜です。柔らかくてスジが無いので、インゲンと同じように使えます。ササゲ特有の風味があり、茹でてから切り分けて和え物、お浸し、炒め物、煮物、天ぷらなどでおいしくいただけます♪   モロヘイヤ 栄養価が非常に高いネバネバ野菜で、暑さでばてた体に、高い疲労回復効果が♪茎から葉をとってさっと茹でてから刻むと、ネバネバが出てきます。納豆と和えたりトマトに絡ませて。スープに入れる場合は下茹では不要。とろとろとしたおいしいスープになります。   人参 今年はゆっくりと育っている人参。小さめですが、薫り高く甘みの詰まった人参ができました。コリコリと柔らかい人参は、火をじっくり通すことで甘みが増します。ソテーやロースト、衣をつけて人参カツも美味です。葉は筋が固いので、柔らかい葉先の部分だけご利用ください。 ミニトマト...

あまぐも通信 2024年8月第3週 vol.12

あまぐも通信 2024年8月第3週 vol.12

 田畑の上にはたくさんのとんぼが舞乱れ、鈴虫やこおろぎの演奏も聞こえてくるようになり、栗のイガも落ち始めました。少しずつ秋の気配を感じます。お盆も過ぎて、夏もラストスパートというところ。終わりが近づく真夏の暑さを満喫しましょう♪ お盆は子供たちと一緒に地域の夏祭りに行きました。コロナや天候不順で5年ぶりの開催の夏祭り。屋台や出店が並び、盆踊りを踊って花火を見て、お祭りを満喫しました。小さな地域のお祭りですが、忙しいこの時期に気軽に行ける近所で楽しい催しがあるのは素敵なことです。 お盆過ぎには無事に梅干しを干すこともでき、暑さでバテた体に出来立ての梅干しが嬉しいです。晴れの日が3日続く日を狙ったつもりが2日目から雲行きが突然怪しくなり、曇りに。その後2日間は晴れてくれ、しっかりと干し上げることができました。三日三晩の土用干しならぬ盆干しとなりましたが、毎朝日が昇る前にひっくり返して世話してやった甲斐あり、いつもと変わらず綺麗でおいしい梅干しに仕上がりました。 さて、今週の野菜セットの内容です。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 ゴーヤ 涼しい気候のため毎年穫れ始めは夏の終わりになりがちなゴーヤ。ようやく穫れ始めてきました。新鮮なゴーヤは苦みが少なく、塩もみしてギュッと絞れば生でも美味。ポン酢や鰹節でさっぱりと。ワタを取らずにそのままワタごと天ぷらも美味です! インゲン 長年種を繋いでいる、越谷インゲンという品種です。大きめで収穫しても柔らかく、適度な歯ごたえとほのかな甘みがおいしい、昔ながらのインゲンです。色よくゆでて味噌やマヨネーズにディップすれば、インゲンの香りを楽しめます。天ぷらや炒め物も◎   なす 日照りが続いていて水が足りず、実がたくさんついてくれませんが、味は絶品。現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種です。油との相性が非常によく、定番の揚げ物やみそ炒めが美味。生食もほのかな甘みがあり塩もみして一晩浅漬けにするとコリコリとおいしいお漬物になります♪   コリンキー 目の覚めるようなレモンイエローが魅力の、かぼちゃの仲間です。生のままで皮も種も食べられるので、薄切りや細切りにしてサラダに。ローストしたり、煮物も美味です。独特の香りがあり、クセになりますよ♪   十六ササゲ ながーいインゲンのような野菜はササゲという、マメ科の野菜です。柔らかくてスジが無いので、インゲンと同じように使えます。ササゲ特有の風味があり、茹でてから切り分けて和え物、お浸し、炒め物、煮物、天ぷらなどでおいしくいただけます♪   モロヘイヤ 栄養価が非常に高いネバネバ野菜で、暑さでばてた体に、高い疲労回復効果が♪茎から葉をとってさっと茹でてから刻むと、ネバネバが出てきます。納豆と和えたりトマトに絡ませて。スープに入れる場合は下茹では不要。とろとろとしたおいしいスープになります。   人参 今年はゆっくりと育っている人参。小さめですが、薫り高く甘みの詰まった人参ができました。コリコリと柔らかい人参は、火をじっくり通すことで甘みが増します。ソテーやロースト、衣をつけて人参カツも美味です。葉は筋が固いので、柔らかい葉先の部分だけご利用ください。 ミニトマト 赤い固定種「ステラ」ミニトマトと、黒みがかったピンク色のブラックチェリートマトの二種類が入ります。輸送の都合上、熟しきっていないトマトもありますので、おいしそうな色になるのを待ってお楽しみください。そのままほおばってよし、みそ汁に入れてよし、煮詰めてトマトソースもよし。   きゅうり 間が空いてしまったきゅうりの2作目が、すこしづつ穫れ始めてきました。水分が少なめで身が締まり、パリッと歯切れのよい昔ながらのきゅうりです。味が濃く、シンプルな味付けで十分。味噌をつけてそのままパリッと。浅漬けや塩もみ、天ぷらも美味。...

あまぐも通信 2024年8月第3週 vol.12

 田畑の上にはたくさんのとんぼが舞乱れ、鈴虫やこおろぎの演奏も聞こえてくるようになり、栗のイガも落ち始めました。少しずつ秋の気配を感じます。お盆も過ぎて、夏もラストスパートというところ。終わりが近づく真夏の暑さを満喫しましょう♪ お盆は子供たちと一緒に地域の夏祭りに行きました。コロナや天候不順で5年ぶりの開催の夏祭り。屋台や出店が並び、盆踊りを踊って花火を見て、お祭りを満喫しました。小さな地域のお祭りですが、忙しいこの時期に気軽に行ける近所で楽しい催しがあるのは素敵なことです。 お盆過ぎには無事に梅干しを干すこともでき、暑さでバテた体に出来立ての梅干しが嬉しいです。晴れの日が3日続く日を狙ったつもりが2日目から雲行きが突然怪しくなり、曇りに。その後2日間は晴れてくれ、しっかりと干し上げることができました。三日三晩の土用干しならぬ盆干しとなりましたが、毎朝日が昇る前にひっくり返して世話してやった甲斐あり、いつもと変わらず綺麗でおいしい梅干しに仕上がりました。 さて、今週の野菜セットの内容です。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 ゴーヤ 涼しい気候のため毎年穫れ始めは夏の終わりになりがちなゴーヤ。ようやく穫れ始めてきました。新鮮なゴーヤは苦みが少なく、塩もみしてギュッと絞れば生でも美味。ポン酢や鰹節でさっぱりと。ワタを取らずにそのままワタごと天ぷらも美味です! インゲン 長年種を繋いでいる、越谷インゲンという品種です。大きめで収穫しても柔らかく、適度な歯ごたえとほのかな甘みがおいしい、昔ながらのインゲンです。色よくゆでて味噌やマヨネーズにディップすれば、インゲンの香りを楽しめます。天ぷらや炒め物も◎   なす 日照りが続いていて水が足りず、実がたくさんついてくれませんが、味は絶品。現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種です。油との相性が非常によく、定番の揚げ物やみそ炒めが美味。生食もほのかな甘みがあり塩もみして一晩浅漬けにするとコリコリとおいしいお漬物になります♪   コリンキー 目の覚めるようなレモンイエローが魅力の、かぼちゃの仲間です。生のままで皮も種も食べられるので、薄切りや細切りにしてサラダに。ローストしたり、煮物も美味です。独特の香りがあり、クセになりますよ♪   十六ササゲ ながーいインゲンのような野菜はササゲという、マメ科の野菜です。柔らかくてスジが無いので、インゲンと同じように使えます。ササゲ特有の風味があり、茹でてから切り分けて和え物、お浸し、炒め物、煮物、天ぷらなどでおいしくいただけます♪   モロヘイヤ 栄養価が非常に高いネバネバ野菜で、暑さでばてた体に、高い疲労回復効果が♪茎から葉をとってさっと茹でてから刻むと、ネバネバが出てきます。納豆と和えたりトマトに絡ませて。スープに入れる場合は下茹では不要。とろとろとしたおいしいスープになります。   人参 今年はゆっくりと育っている人参。小さめですが、薫り高く甘みの詰まった人参ができました。コリコリと柔らかい人参は、火をじっくり通すことで甘みが増します。ソテーやロースト、衣をつけて人参カツも美味です。葉は筋が固いので、柔らかい葉先の部分だけご利用ください。 ミニトマト 赤い固定種「ステラ」ミニトマトと、黒みがかったピンク色のブラックチェリートマトの二種類が入ります。輸送の都合上、熟しきっていないトマトもありますので、おいしそうな色になるのを待ってお楽しみください。そのままほおばってよし、みそ汁に入れてよし、煮詰めてトマトソースもよし。   きゅうり 間が空いてしまったきゅうりの2作目が、すこしづつ穫れ始めてきました。水分が少なめで身が締まり、パリッと歯切れのよい昔ながらのきゅうりです。味が濃く、シンプルな味付けで十分。味噌をつけてそのままパリッと。浅漬けや塩もみ、天ぷらも美味。...

あまぐも通信 2024年8月第2週 vol.11

あまぐも通信 2024年8月第2週 vol.11

   暑中お見舞い申し上げます。 立秋を過ぎ、そろそろ暑さが和らぐ時期ではありますが、まだまだ暑いこの夏。みなさまいかがお過ごしでしょうか?北杜はここ数日、夜と朝方の気温がだいぶ下がり、早朝は快適に過ごせるようになりました。しかしそんな涼しい時間も束の間、少し日が上がってくると危険な暑さになってきます。畑仕事は早朝のうちに終わらせて、日中は涼しい場所に避難。夏を走りきれるように体力を温存します。照り付ける太陽を有効活用して、ドライトマトを作っています。水分が多くかびやすいトマトですが、太陽にカッと当てることでうまく干しあがります。 こう暑いと冷たーいビールやジェラート、冷房の効いた室内が最高ですが、体とお腹の冷やし過ぎには要注意。体の表面は熱く感じても、体内の冷えは感じにくいものです。体の不調や夏バテを感じたら、まずはお腹を温めてあげてみてください。熱いお茶、オクラやモロヘイヤなどを入れたトロトロスープ、葛粉をお湯に溶いた葛湯などがオススメ。梅干しや根菜類も体を温める作用があります。 是非試してみてくださいね。 先日はぴたら村の場所を借りて流しそうめんをしました。自主保育グループの皆で集まって、男子は竹を割るところからスタート。トンネルを作ったり、節をのみで削り取る作業は、子供たちも一緒にできました。いよいよそうめんを流し始めると、子供も大人も大喜び!皆で持ち寄ったおかずや薬味、めんつゆもいろいろな種類があり、素麺以外にも旬のぶどうや、ミニトマトを流したりもしました♪竹に水が流れる様子は涼しげで、食も進みますね。 さて、今週の野菜セットの内容です。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 新ジャガイモ 掘りたての新じゃが!黄金色の緻密な肉質が特徴の、ホッカイコガネという品種です。フライドポテトにすると、トロリとして香り豊か。煮崩れしないのでカレーやシチュー、おでんに加えれば深い旨味を楽しめます♪ インゲン 長年種を繋いでいる、越谷インゲンという品種です。大きめで収穫しても柔らかく、適度な歯ごたえとほのかな甘みがおいしい、昔ながらのインゲンです。色よくゆでて味噌やマヨネーズにディップすれば、インゲンの香りを楽しめます。天ぷらや炒め物も◎   なす 日照りが続いていて水が足りず、実がたくさんついてくれませんが、味は絶品。現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種です。油との相性が非常によく、定番の揚げ物やみそ炒めが美味。生食もほのかな甘みがあり塩もみして一晩浅漬けにするとコリコリとおいしいお漬物になります♪   コリンキー 目の覚めるようなレモンイエローが魅力の、かぼちゃの仲間です。生のままで皮も種も食べられるので、薄切りや細切りにしてサラダに。ローストしたり、煮物も美味です。独特の香りがあり、クセになりますよ♪   十六ササゲ ながーいインゲンのような野菜はササゲという、マメ科の野菜です。柔らかくてスジが無いので、インゲンと同じように使えます。ササゲ特有の風味があり、茹でてから切り分けて和え物、お浸し、炒め物、煮物、天ぷらなどでおいしくいただけます♪   モロヘイヤ 栄養価が非常に高いネバネバ野菜で、暑さでばてた体に、高い疲労回復効果が♪茎から葉をとってさっと茹でてから刻むと、ネバネバが出てきます。納豆と和えたりトマトに絡ませて。スープに入れる場合は下茹では不要。とろとろとしたおいしいスープになります。   人参 今年はゆっくりと育っている人参。小さめですが、薫り高く甘みの詰まった人参ができました。コリコリと柔らかい人参は、火をじっくり通すことで甘みが増します。ソテーやロースト、衣をつけて人参カツも美味です。葉は筋が固いので、柔らかい葉先の部分だけご利用ください。 ミニトマト 赤い固定種「ステラ」ミニトマトと、黒みがかったピンク色のブラックチェリートマトの二種類が入ります。輸送の都合上、熟しきっていないトマトもありますので、おいしそうな色になるのを待ってお楽しみください。そのままほおばってよし、みそ汁に入れてよし、煮詰めてトマトソースもよし。...

あまぐも通信 2024年8月第2週 vol.11

   暑中お見舞い申し上げます。 立秋を過ぎ、そろそろ暑さが和らぐ時期ではありますが、まだまだ暑いこの夏。みなさまいかがお過ごしでしょうか?北杜はここ数日、夜と朝方の気温がだいぶ下がり、早朝は快適に過ごせるようになりました。しかしそんな涼しい時間も束の間、少し日が上がってくると危険な暑さになってきます。畑仕事は早朝のうちに終わらせて、日中は涼しい場所に避難。夏を走りきれるように体力を温存します。照り付ける太陽を有効活用して、ドライトマトを作っています。水分が多くかびやすいトマトですが、太陽にカッと当てることでうまく干しあがります。 こう暑いと冷たーいビールやジェラート、冷房の効いた室内が最高ですが、体とお腹の冷やし過ぎには要注意。体の表面は熱く感じても、体内の冷えは感じにくいものです。体の不調や夏バテを感じたら、まずはお腹を温めてあげてみてください。熱いお茶、オクラやモロヘイヤなどを入れたトロトロスープ、葛粉をお湯に溶いた葛湯などがオススメ。梅干しや根菜類も体を温める作用があります。 是非試してみてくださいね。 先日はぴたら村の場所を借りて流しそうめんをしました。自主保育グループの皆で集まって、男子は竹を割るところからスタート。トンネルを作ったり、節をのみで削り取る作業は、子供たちも一緒にできました。いよいよそうめんを流し始めると、子供も大人も大喜び!皆で持ち寄ったおかずや薬味、めんつゆもいろいろな種類があり、素麺以外にも旬のぶどうや、ミニトマトを流したりもしました♪竹に水が流れる様子は涼しげで、食も進みますね。 さて、今週の野菜セットの内容です。 今週の野菜セット 以下の野菜いずれか8~9種類が入ります。 新ジャガイモ 掘りたての新じゃが!黄金色の緻密な肉質が特徴の、ホッカイコガネという品種です。フライドポテトにすると、トロリとして香り豊か。煮崩れしないのでカレーやシチュー、おでんに加えれば深い旨味を楽しめます♪ インゲン 長年種を繋いでいる、越谷インゲンという品種です。大きめで収穫しても柔らかく、適度な歯ごたえとほのかな甘みがおいしい、昔ながらのインゲンです。色よくゆでて味噌やマヨネーズにディップすれば、インゲンの香りを楽しめます。天ぷらや炒め物も◎   なす 日照りが続いていて水が足りず、実がたくさんついてくれませんが、味は絶品。現在では希少になっている「真黒なす」(しんくろなす)という品種です。油との相性が非常によく、定番の揚げ物やみそ炒めが美味。生食もほのかな甘みがあり塩もみして一晩浅漬けにするとコリコリとおいしいお漬物になります♪   コリンキー 目の覚めるようなレモンイエローが魅力の、かぼちゃの仲間です。生のままで皮も種も食べられるので、薄切りや細切りにしてサラダに。ローストしたり、煮物も美味です。独特の香りがあり、クセになりますよ♪   十六ササゲ ながーいインゲンのような野菜はササゲという、マメ科の野菜です。柔らかくてスジが無いので、インゲンと同じように使えます。ササゲ特有の風味があり、茹でてから切り分けて和え物、お浸し、炒め物、煮物、天ぷらなどでおいしくいただけます♪   モロヘイヤ 栄養価が非常に高いネバネバ野菜で、暑さでばてた体に、高い疲労回復効果が♪茎から葉をとってさっと茹でてから刻むと、ネバネバが出てきます。納豆と和えたりトマトに絡ませて。スープに入れる場合は下茹では不要。とろとろとしたおいしいスープになります。   人参 今年はゆっくりと育っている人参。小さめですが、薫り高く甘みの詰まった人参ができました。コリコリと柔らかい人参は、火をじっくり通すことで甘みが増します。ソテーやロースト、衣をつけて人参カツも美味です。葉は筋が固いので、柔らかい葉先の部分だけご利用ください。 ミニトマト 赤い固定種「ステラ」ミニトマトと、黒みがかったピンク色のブラックチェリートマトの二種類が入ります。輸送の都合上、熟しきっていないトマトもありますので、おいしそうな色になるのを待ってお楽しみください。そのままほおばってよし、みそ汁に入れてよし、煮詰めてトマトソースもよし。...